ザッカーバーグやゲイツも注目するクリーンエネルギー:関連株に投資できる投信はどれ?

読者に伝えたい3つのポイント

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグやマイクロソフト創業者のビル・ゲイツといったインターネットやテクノロジー企業の経営者も、クリーンエネルギー・テクノロジーには関心を持っています。

クリーンエネルギー・テクノロジーとは、まずは省エネの技術、次いで再生可能エネルギーなどの発電方式技術、最後に蓄電技術です。

テーマファンドの信託報酬は決して安い水準といえないので、しっかりと銘柄調査をしてくれる投資信託を選びたいものです。

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投資対象としても世界的に注目されるクリーンエネルギー

二酸化炭素の排出などを抑えるクリーンエネルギーやその技術を支えるクリーンテック(テクノロジー)に注目しているのは、日本だけではありません。世界でも、エネルギー構成の転換を図ろうとしている中国のみならず、先進各国が注目しています。

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグやマイクロソフト創業者のビル・ゲイツなど、インターネットやテクノロジー企業の経営者もこのテーマには関心を持っています。

2015年11月30日には、新しいクリーンエネルギー・テクノロジーに投資をするBreakthrough Energy Coalitionの設立を発表しました。

クリーンエネルギー・テクノロジーとはいったい何でしょうか。いくつかカテゴリーはあるのですが、まずは省エネの技術、次いで再生可能エネルギーとなどの発電方式技術、最後に蓄電技術といったところでしょうか。

日本では、補助金給付などもあり、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーに関しては普及が進みましたが、その買取価格の影響により足元ではスローダウンしています。一方、米国では、ハイテク企業は太陽光も含めた新しいエネルギーに対して積極的に取り組んでいます。

環境関連の投資信託をスクリーニングしてみる

そうしたクリーンエネルギー・テクノロジーを取り扱う企業の株式に投資をしたいと考える反面、新しい技術や関係企業を全ては追いきれないのも事実です。そんな時には、プロの投資家が調査や運用をしてくれる投資信託が便利です。

以下のリストは、「環境」を条件にスクリーニングした、楽天証券で取り扱う投資信託の2015年12月2日時点での純資産トップ10です。

ファンド名 委託会社 純資産(億円) 信託報酬(%、年率) 買付手数料
日興エコファンド 日興 124 1.62 あり
日本株オープン 新潮流 新光 60 1.836 あり
UBS地球温暖化対応関連株ファンド UBS 38 1.8036 あり
地球温暖化防止関連株ファンド 新光 35 1.404 あり
温暖化対策株式オープン 三菱UFJ国際 14 1.7712 あり
エコ・パートナーズ 三菱UFJ国際 12 1.62 あり
DIAM世界環境ビジネスファンド DIAM 12 1.8684 あり
東京海上セレクト世界株式ファンド 東京海上 11 1.5822 あり
地球温暖化防止関連株ファンド(3か月決算型) 新光 10 1.404 あり
地球環境株ファンド 大和 3 1.4688 あり

出所:楽天証券をもとに投信1編集部作成

エコや環境といったファンド名称がついていても、ポートフォリオを見ると金融機関が上位に含まれていたり、TOPIXの上位構成銘柄の顔ぶれが多かったりすると、投資家からすれば何だか求めているものと違うなと感じます。

しかし、上記に挙げた中で、海外企業のエネルギー関連に投資をしているUBS「UBS地球温暖化対応関連株ファンド」、新光「地球温暖化防止関連株ファンド」、三菱UFJ国際「温暖化対策株式オープン」、DIAM「DIAM世界環境ビジネスファンド」、東京海上「東京海上セレクト世界株式ファンド」等の保有銘柄を見ると、テーマに関係する銘柄をしっかりと組み入れているようです。

ただし、こうしたテーマファンドの信託報酬は決して安い水準といえないので、しっかりと銘柄調査をしてくれる投信を選びたいものです。

【2015年12月2日 投信1編集部】

■参考記事■

>>失敗しない投資信託の選び方:おさえるべき3つのNGと6つのポイント

>>資産運用の始め方に迷ったらとりあえずバランス型投資信託

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。