個人投資家は本格化する米企業2015年10-12月期決算から何を読み取るべきか

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世界主要市場の見通し・情報が得られる米大手企業の決算発表

来週から米国株式市場では決算発表が本格化します。注目企業での筆頭は、2016年1月11日(現地時間、以下同じ)発表予定のアルミ大手のアルコア、14日には世界最大の半導体メーカーであるインテルや米銀最大手のJPモルガン・チェース、15日にはシティグループなどが発表を予定しています。

例年、1月に発表される10-12月期決算では、実績や翌四半期の見通しだけではなく、年間ベースでの見通しについても会社側からコメントが発表されます。

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また、上記のような大手グローバル企業は、米国経済だけではなく、世界の主要市場の見通しについてもコメントします。このため、米国株に投資をしていない個人投資家の方にも参考となる情報が多く読み取れると思います。

特に今のようにマーケットが大荒れな局面では、実態経済がどうなっているのかを把握するためにも、実際にビジネスを展開している企業経営者が世界景気をどのように見ているのかを注視すべきでしょう。

アルコアの決算での注目ポイント

アルコアは、これまでの決算発表において、世界の航空機の販売見通し、北米・欧州・中国における自動車の生産見通しについて、それぞれ年間ベースでのコメントしています。

2016年の見通しについて、サプライチェーンの上流から見た最終需要の動向をいち早く知ることができるため、大いに注目したいものです。

インテルの決算での注目ポイント

インテルはパソコン用MPUで高いシェアを確保していますが、パソコン市場の成熟化とスマホ向け半導体分野への出遅れにより伸び悩みが続いています。

このため、昨年はFPGA(Field Programmable Gate Array)と呼ばれる書き換え可能なロジック半導体大手のアルテラや、ドローンの開発ベンチャーを買収するなど脱PC用MPU戦略を推進中です。また、データセンター用や産業用のMPUなどにも注力をしています。

とはいえ、パソコン用MPU市場も巨大な市場であるため、無視することはできません。まずは、インテルが2016年のパソコン市場について、どのような見方を持っているかを注視したいところです。

また、インテルの業績動向は、半導体パッケージを供給する新光電気工業(6967)、イビデン(4062)、半導体ウエハーを供給する信越化学工業(4063)、半導体製造装置を納めている東京エレクトロン(8035)、日立国際電気(6756)の業績にも影響を与えます。

決算発表当日は、インテルの見通しにより株価が大きく変動する可能性がありますので注意深く見守りたいと思います。

【2016年1月9日 投信1編集部】

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投信1編集部

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