【東京株式市況】上がった株・下がった株―背景まとめ 2016年2月10日

相場動向まとめ

2016年2月10日のTOPIXは前日比▲3.0%下落となりました。東証一部全銘柄で、値上がりは131社、値下がりは1,780社、変わらずは26社でした。引き続きリスクオフ相場が続いていますが、石油資源開発の三井海洋開発が大幅な上昇となるなど、不人気なテーマでも個別の好材料に対してはポジティブな反応が見られることが注目されます。

上がった株

日本写真印刷(7915)は前日比+14%上昇。タッチパネル部材大手。2016年2月9日に発表された2016年3月期Q3累計(4-12月期)決算が市場コンセンサスを上回ったことや、一部証券会社による投資判断の引き上げが好感されました。

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三井海洋開発(6269)は前日比+12%上昇。石油・ガス資源開発設備大手。2016年2月9日に発表された2015年12月期決算が経常減益ながら会社予想を上回ったことや、2016年12月期会社予想が大幅増益、増配であったことが好感されました。

TKC(9746)は前日比+11%上昇。会計事務所向け情報サービス大手。2016年2月9日に発表された2016年9月期Q1(10-12月期)決算が、マイナンバー制度の開始などの恩恵を受け大幅な増収、増益になったことが好感されました。

SMC(6273)は+前日比+7%上昇。空気圧制御機器大手。2016年2月9日に発表された2016年3月期Q3累計(4-12月期)決算が経常減益であったものの、9か月進捗率が前年同期よりも高かったことや、設備投資関連企業の下方修正が相次ぐなかで通期予想を据え置いたため、見直し買いが入りました。

下がった株

日本信号(6741)は前日比▲21%下落。鉄道・交通信号機器大手。2016年2月9日に発表された2016年3月期Q3累計(4-12月期)決算が大幅な経常減益であったことや、増収増益を見込んでいた通期予想を、受注不振から、一転、減収減益に下方修正したことが嫌気されました。

太平洋セメント(5233)は前日比▲18%下落。セメント大手。2016年2月9日に発表された2016年3月期Q3累計(4-12月期)決算が経常減益であったことや、国内公共工事の減少などにより2016年3月期予想を下方修正したことが嫌気されました。

三菱マテリアル(5711)は前日比▲13%下落。非鉄及びセメント大手。2016年2月9日に発表された2016年3月期Q3累計(4-12月期)決算が経常減益であったことや、電気銅や超硬製品等の販売伸び悩みにより2016年3月期予想を下方修正したことが嫌気されました。

シマノ(7309)は前日比▲9%下落。自転車部品、釣り具の大手。2016年2月9日に発表された2015年12月期決算は4期連続の過去最高益更新とまりましたが、2016年12月期会社予想が減収減益であったことが嫌気されました。

【2016年2月11日 投信1編集部】

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投信1編集部

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