【東京株式市況】上がった株・下がった株―背景まとめ（2016年2月25日）

相場動向まとめ

2016年2月25日のTOPIXは前日比+1.8％上昇。東証一部全銘柄で、値上がりは1,680社、値下がりは209社、変わらずは48社でした。前日に続きビットコイン関連が大幅上昇しました。また、一部で5兆円規模の補正予算を検討していることが報じられたため、内需関連がしっかりでした。

マネーパートナーズグループ（8732）は前日比+21％上昇。FX大手。ビットコイン関連が注目を集めるなかで前日に続きストップ高となり、2日間での上昇率は+53％に達しています。

中部電力（9502）は前日比+7％上昇。電力大手。米系証券会社による投資判断の引き上げが好感されました。本日は、東京電力（9501）、関西電力（9503）も上昇しました。

パナソニック（6752）は前日比+7％上昇。家電大手。リフォーム用建材事業の強化が報じられました。ソニー（6758）が下落しているため、同業種内での銘柄入れ替えの動きがあった可能性があります。

シャープ（6753）は前日比▲14％下落。家電大手。ホンハイ精密工業からの支援が決定しましたが、材料出尽くしと、第三者割当増資に伴う希薄化が嫌気されたため下落しました。

オークマ（6103）は前日比▲5％下落。工作機械大手。米系証券会社による目標株価の引き下げが嫌気されました。

日立建機（6305）は前日比▲2％下落。建設機械大手。米系証券会社のよる目標株価の引き下げが嫌気されました。本日は、同様の理由により小松製作所（6301）も下落しました。

【2016年2月25日　投信１編集部】

■参考記事■

>>失敗しない投資信託の選び方：おさえるべき3つのNGと6つのポイント

LIMO編集部