相場動向まとめ

2016年2月22日のTOPIXは前日比+0.6%上昇。東証一部全銘柄で、値上がりは1,256社、値下がりは588社、変わらずは96社でした。為替、原油が比較的安定していましたが、素材、資源関連の一角は売られ、一方で食品など内需・ディフェンシブの買いが目立ちました。出来高、売買代金ともに低調であり、方向感を見出しにくい一日でした。

上がった株

トレンドマイクロ(4704)は前日比+8%上昇。セキュリティソフト大手。2016年2月18日に発表された決算を受けて19日の株価は大幅下落となったが、売られ過ぎの見方が広がり本日は反騰しました。

東芝(6502)は前日比+4%上昇。総合電機大手。本日は特段の材料はありませんが、経営再建のスポンサー選びが最終局面を迎えつつあるシャープ(6753)とともに上昇しました。

アサヒグループホールディングス(2502)は+4%上昇。 ビール大手。内需関連が買われる流れのなかで、マルハニチロ(1333)、サッポロホールディングス(2501)などとともに上昇しました。

下がった株

ジェイエフイーホールデングス(5411)は前日比▲6%下落。鉄鋼大手。特筆すべき悪材料は見当たりませんが、商い閑散で買い手不在のなか値を下げました。本日は新日鐵住金(5401)、神戸製鋼所(5406)など他の鉄鋼関連も売られました。

宇部興産(4208)は前日比▲4%下落。内需・ディフェンシブが選好されるなかで売られました。また、原油先物相場が安定するなかで、国際石油開発帝石(1605)も大幅下落になっています。

ふくおかファイナンシャルグループ(8354)は前日比▲4%下落。地銀大手。マイナス金利による業績不透明感から売られました。

【2016年2月22日 投信1編集部】

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LIMO編集部