【投信1レポ】裾野の広い長野県のものづくりー医薬品や農業にも有力企業

信州の山並みのように続く、ものづくりの幅広いラインナップ

前回前々回と長野を基盤にする世界的な電機、自動車部品、機械の有力企業を紹介してきました。しかし長野県のものづくりは広がりが大きく、典型的な製造業にとどまりません。今回は、医薬品と農業の長野企業をご紹介します。

キッセイ薬品工業

キッセイ薬品工業(4547)は松本市に本社を構える医薬品メーカーで、医療用医薬品の創薬研究開発を行っています。現在は排尿障害改善薬、糖尿病治療薬、口腔乾燥症状改善薬が主力の薬剤です。

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余談ですが、子会社のキッセイ商事で販売している信州そばを頂いたことがあり、とても美味でした。

ホクト

ホクト(1379)の本社は長野市です。「きのこ組」というキャラクターや、要潤さん・鈴木砂羽さんを起用して話題になったテレビCMを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

もともとは食品包装資材のディーラーだったのですが、その後きのこ生産資材のトップメーカーになり、現在では自社でブナシメジ、エリンギ、マイタケ、ブナピー、霜降りひらたけなどを製造しています。アメリカ、台湾、マレーシアにも製造拠点を構えます。

ちなみに、3月末(権利確定日)の株主には、キノコセットが秋の鍋シーズンに送られてきます。

いかがでしょうか。3回にわたり、長野県に根付くものづくりをさまざまな業種の有力企業を通じてご紹介しました。ご旅行の際、列車や車から本社や工場が見えてくることがあると思います。ぜひその時にはこの記事を思い出していただけると嬉しいです。

長野の銀行にまつわる豆知識

最後に豆知識を1つご紹介します。長野県の有力地方銀行に八十二銀行(8359)がありますが、この行名の由来をご存じでしょうか。

明治時代に設立された国立銀行に由来することに気付かれた方も多いでしょう。たとえば、第一国立銀行は第一勧業銀行になり現在のみずほ銀行になっています。従って八十二銀行は第82番目の国立銀行のように考えてしまいますが、実は違うのです。

現在の八十二銀行は昭和6年に第十九銀行と六十三銀行の合併で設立されたのですが、その行名は19+63=82であることから名付けられています。

次回は別の都道府県をご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

【2016年3月10日 投信1編集部】

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投信1編集部

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