相場動向まとめ

2016年4月22日の東証マザーズは前日比▲0.40%の下落、日経JASDAQ平均は▲0.04%の下落、東証2部は同+0.14%の上昇でした。スマホゲームやビックデーター関連等の情報・通信関連の買いが目立った一方で、これまで急騰してきたバイオ・医薬品関連での利食い売りが散見されました。

上がった株

アクセルマーク(3624)は前日比+21%上昇。スマホゲーム開発。対戦RPGの新作(ワールドクロスサーガー~時と少女と鏡の扉~)の好調が材料視されています。

日本フォームサービス(7869)は前日比+26%上昇。サーバー用収納ラック等を展開。2016年4月21日に日刊工業新聞が「多原料資材油化装置」を発売と報じたことが好感されて2日連続の大幅高に。ただし、会社側は22日に同記事に関して訂正とお詫びの会社リリースを発表しており、今後の株価動向には注意を要します。

システムソフト(7527)は前日比+34%上。システム開発中堅。2016年4月20日にさくらインターネット(3778)と、Home IoT に関連した合弁会社を設立すると発表したことが好感され3日連続の大幅高になりました。

下がった株 

グリーンペプタイド(4594)は前日比▲22%下落。がん免疫治療用医薬品開発を展開。特段の個別材料は見当たりませんが、本日はマザーズ市場では、これまで急騰してきたバイオ、医薬品関連で売られる銘柄が多く見られました。

シンバイオ製薬(4582)は前日比▲16%下落。がん、血液、自己免疫疾患関連の医薬品販売を展開。JASDAQでも直近に急騰したバイオ関連で売られる銘柄が目立ちちました。

図研エルミック(4770)は前日比▲7%下落。通信ミドルウェア製品を展開。個別材料は見当たりませんが、21日の大幅高の反動で売られました。

【2016年4 月24日 投信1編集部】

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LIMO編集部