毎月15~20万人の雇用増が必要な米国。5月4日(水)発表の米ADP雇用統計に注目

この記事の読みどころ

5月4日(水)21:15発表予定の4月米ADP雇用統計は要注目です。

4月米ADP雇用統計の市場予想は19.8万人(前月比)となっています。

米国経済は毎月15万人~20万人の雇用増を必要とします。

5月4日(水)21:15発表予定の4月米ADP雇用統計に注目

日本はゴールデンウィーク中となりますが、5月4日(水)21:15発表予定の4月米ADP雇用統計の動向は要チェックです。

米ADP雇用統計は、米大手人事関連アウトソーシング会社であるオートマティック・データ・プロセッシング社(以下、ADP)が算出する雇用統計で、米非農業部門雇用者数の公表より2営業日前に発表されるという速報性があるため、マーケット参加者も注目しています。

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4月米ADP雇用統計の市場予想は19.8万人(前月比)

4月米ADP雇用統計の市場予想は19.8万人(前月比)となっています。実際に公表される実績値が、この市場予想の数値をどれだけ上回るかにマーケット参加者の関心が集まりそうです。

毎月15万人~20万人の雇用増が必要な米国経済

以前、米労働省が公表する雇用統計を解説した記事でも述べましたが、移民を受け入れ人口増加が継続している米国は、毎月15万人~20万人の雇用増が必要となります。

今回の4月米ADP雇用統計においても、市場予想は19.8万人(前月比)となっているので、この水準であれば失業率も悪化せず、米国経済は堅調に推移していると言えそうです。

【参考情報】米ADP雇用統計の基礎知識

そもそも米ADP雇用統計とは

米ADP雇用統計は、企業向けの給与計算サービスを主要業務とする米ADP社が、米労働省の雇用統計の2営業日前の21:15に公表します。

同社は、2001年から全米の雇用情勢調査を開始し、現在、約50万社の顧客データを保有しています。これらの調査結果が米ADP雇用統計として、2006年5月から発表されるようになりました。

一点注意したいのは、歴史が浅く、集計方法も変更されるため、米労働省の雇用統計と乖離する傾向がある点です。

※元データの確認は、米ADPのウェブサイトをご参照ください。

【2016年5月2日 投信1編集部】

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岡野 辰太郎

1976年生。大学在学中、マイクロソフトのインターンシップへ参加。
横浜国立大学大学院卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の投資ストラテジストとして、リサーチ業務に従事。
同社退社後、Webサービスの開発・運営を行う株式会社アーブを設立。モノづくりのクラウドファンディング「SpotLight(スポットライト)」を運営中。