7月独ZEW景況感調査で英EU離脱(Brexit)の影響度を占う

7月19日(火)18:00発表

この記事の読みどころ

  • 独ZEWは約半年先のドイツ国内の景気見通しを示します。
  • 6月の独ZEWは市場予想を大幅に上回る内容となりました。
  • 7月の独ZEW景況感指数の市場予想は9.0。これを上回る内容となるか注目されます。
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独ZEWは約半年先のドイツ国内の景気見通しを示す

今週は、7月19日(火)18:00に独欧州経済研究センター(以下、ZEW)の景況感指数(期待指数)が発表されます。

ドイツのGDPはユーロ圏全体の約20%を占めています。独ZEW景況感指数は、約半年先のドイツ国内の景気見通しを示す速報性を持つ経済指標であることから、マーケット参加者にも注目されています。

市場予想を大幅に上回る内容となった6月の独ZEW景況感指数

前回、2016年6月の独ZEW景況感指数(期待指数)は19.2と、市場予想の4.8を大幅に上回る内容となりました。この時点では、英国のEU離脱(Brexit)が決定されていないものの、残留派が支持を広げつつあった時期であり、ドイツ経済に対する先行き不安が払拭される内容となりました。

7月の独ZEW景況感指数(期待指数)の市場予想は9.0

英国はドイツにとって3番目の輸出先です。英国のEU離脱(Brexit)についてドイツ企業がどのように捉えているか、マーケット関係者も注目しています。市場予想を上回る内容となった場合、欧州各国の株価指数を始め、マーケット全体を下支えするでしょう。

【参考情報】独ZEW景況感指数の基礎知識

そもそも独ZEW景況感指数とは

ZEWの説明は、筆者が過去に執筆したレポートをご参照ください。

※元データの確認は、ZEWのウェブサイト(英語版)をご参照ください。

 

岡野 辰太郎

1976年生。大学在学中、マイクロソフトのインターンシップへ参加。
横浜国立大学大学院卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の投資ストラテジストとして、リサーチ業務に従事。
同社退社後、Webサービスの開発・運営を行う株式会社アーブを設立。モノづくりのクラウドファンディング「SpotLight(スポットライト)」を運営中。