株式投資の銘柄選びで気をつけたい3つのポイント

身近な企業に注目してみよう

2012年末の“アベノミクス相場”以降、それまで1万円を割っていた日経平均株価は大きく上昇しました。しかし、2015年夏に日経平均株価は2万円超を付けた後は、いったん沈静化したように見えます。もう株式投資の魅力はなくなってしまったのでしょうか。

一方、米国の株式市場は堅調で、ダウ平均株価が最高値を更新し続けるなど、海外には魅力的な投資機会が存在します。ただ、世界に目を向けなくても日本企業にも高値を更新している銘柄は結構あるのです。

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今回は、これから株式投資を始めようとする方に、投資をする際に注意すべきポイントと、参考になる関連記事をご紹介します。

1.自分が良く知る銘柄に投資をしよう

株式投資は、究極的には「他人が知らない企業の良さを自分だけが知っている」ということに尽きます。つまり、他人(投資家)と比べて、自分がどの程度の情報量の差を持っているかということです。

ある企業のことを詳しく知るという点では、自分にとって身近な企業に注目するのが良いのではないでしょうか。そうした観点からは、毎日使うサービスや足しげく通う小売店などが該当するかもしれません。

世界でも有名な投資家ウォーレン・バフェットも、そうした観点を大事にする投資家です。また米大手運用会社フィデリティでファンドマネージャーであったピーター・リンチもその1人です。自分にとって身近な企業をじっくり調査するというアプローチを大事にしていることが、彼らの共通点です。

そのバフェットの投資手法について詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

>>投資の神様ウォーレン・バフェットの6つの投資ルールと銘柄選び

>>もしもウォーレン・バフェットが日本株を買うとしたらどの銘柄?実は大変なことになっていた!

2.未来予想よりも過去の実績をチェック

投資をしたい銘柄が決まっても、最終的にどれにするか絞り込むのは誰にとっても難しいものです。そのために、簡単な企業の見分け方をお伝えします。

「過去の業績結果をできるだけ長い期間見ること」

未来は誰にも分かりませんが、過去は誰でも振り返ることができます。企業の業績は経営者が苦労して積み上げてきたもので、経営者の能力やその時の知恵がどのように活かされてきたのかが分かる格好の調査材料です。

企業を取り巻く経営環境が、未来において過去と全く同様の状態になることはまずないでしょう。ただ、そうした環境変化に対して経営者がどのように対応するかという推測をすることはできます。何も材料がない中で未来を予測するよりも、過去や歴史を基に未来を予測する方が、より確からしいと言えるのではないでしょうか。

3.配当や株主優待も長期投資ならではの楽しみ

株式投資には3つの楽しみがあります。

  • 株価上昇(キャピタルゲイン)
  • 配当収入(インカムゲイン)
  • 株主優待

これらのうち、株価が上昇するかどうかは時間軸と銘柄次第とも言えますが、事前にある程度把握することができるのが、配当と株主優待です。

これは株初心者だけではなく、長く株式投資をしてきた経験のある投資家にとっても楽しみなものでしょう。

配当に関しては、高配当であればそれに越したことはありません。詳しくは以下の記事が参考になります。ただし、配当が多いのにはそれなりの理由がありますから、その点についても確認しながら銘柄をピックアップしましょう。

>>【高配当銘柄ランキング掲載】よくわかる配当利回りの仕組み

一方、株主優待は決算期また権利確定日などが重要になります。それらに注意をしながら自分にとってお得な銘柄を選びましょう。

>>2016年8月おすすめ株主優待:買物も食事も!オトク5選

どうしても銘柄選びで専門家の意見を参考にしたくなったら

ここまでお伝えしたように、株式投資では自分にとって身近で自信の持てる銘柄に投資をするのがポイントです。また、配当による安定収入や株主優待にお得感があればなおさら良いでしょう。

そうは言っても、外部の識者や専門家のオピニオンが欲しいという方は、株式市場で調査経験の長いアナリストが様々な銘柄についてコメントをしている以下のサイトが参考になります。

>>ポケモン相場に流されない厳選した推奨5銘柄

まとめ

いかがでしたでしょうか。株式市場は、活用の仕方次第で日頃の生活にも張りが出てくると思います。また、株式投資を始める際にネット証券を活用することで、新聞などの情報に関する費用を節約することも可能です。投資を始めると同時に資産形成や情報収集などのあり方を見直してみてはいかがでしょうか。

>>日経新聞が無料で読み放題? ネット証券のお得な活用法

楽しい資産形成を実現したいものですね。

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。