「ボスは責任転嫁がお好き」

「俺のミス」を部下になすりつける課長

事務職として働くCさんの悩みの種は、自分のミスを人になすりつける課長でした。「とにかく些細なミスが多い。数字が1桁違う、入力場所を間違う、メールの宛先が違う…。直属の上司のそんなミスを、新入社員や派遣社員を含めたチーム全体で、いつもフォローしていました」と話します。

いつものように、課長が「やらかした」ある日のこと。部長から私たちのチーム全員にあてて、『不注意が多すぎる!プロジェクト自体が頓挫したらどうする気だ』とお怒りメールがきました。

すると課長は、『今回はCの最終チェックミスですね』とまるで自分が被害者のように断言。

これまで課長のフォローをしてきた同じチームの部下3人で愕然としたそうです。

「時間ドロボー」

無駄話を延々と繰り広げる“お局さま“

金融機関で働くDさん。「庶務課で、社内の備品の管理などを担当しているため、いろんな部署の先輩から“業務連絡”と称する愚痴が集まってきます。私の席で20~30分立ち話をしていく人もいる。社内で権力を持つ“お局サマ”のみなさまだから余計に困る」のだそう。

上司やほかの先輩たちは注意どころか、火の粉が降りかかるのを恐れて「先輩の愚痴を聞くのも後輩(部下)のおつとめ」といってくるとか。

愚痴に対して何か提案をしても「でもさぁ」「だって」と行動に移すことなく生産性のない愚痴が続くそうです。Dさんは「自分がゴミ箱にされている感じ。仕事も溜まって残業。ストレスが溜まって仕方ない」と嘆いていました。