東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は7日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,242万株、売買代金は3,011億円となり、いずれも概ね前日並みでした。

個人投資家の物色意欲が高まった結果、売買代金は連日で3,000億円を上回る活況となっています。なお、売買代金は188日連続で1,000億円を超え、7日連続で2,000億円超です。

また、株価指数も堅調に推移して3日続伸となりました。徐々に1,300ポイント回復が近づきつつあるようです。

日本製鉄によるTOB発表で東京製綱がストップ高、日用品事業の売却報道で資生堂も急騰

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 資生堂(4911)
  • ネクソン(3659)
  • KDDI(9433)

ハイテク株では、パナソニック(6752)が一時+5%高に迫る連日の急騰で5日続伸、富士通(6702)とシャープ(6753)も大幅高となって4日続伸となり、いずれも昨年来高値を更新しました。

特に、シャープの年明け以降の上昇率は+38%超、パナソニックが+23%超に達しており、他の半導体関連と比べて過熱感が出始めているようです(昨年末株価とこの日の高値との比較)。

また、取引時間中に「日用品事業を投資ファンドに売却する方向で最終調整に入った」という観測報道が流れた資生堂が一時+7%弱高へ急騰する場面が見られています。なお、この分野で競合する花王(4452)やライオン(4912)は高安まちまちでした。