急騰したファストリ株が牽引し日経平均株価は小幅反発

【東京株式市場】2016年10月14日

株式市場の振り返り-ミニSQ値算出後は買いが優勢で小幅反発、新興市場は5日続落

2016年10月14日(金)の主要指標 カッコ内は前日終値比

  • 日経平均株価 16,856円(+82円、+0.5%) 反発
  • TOPIX 1,347.1(+4.8、+0.4%) 反発
  • 東証マザーズ総合指数 937.6(▲0.6、▲0.1%) 5日続落

東証一部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,100、値下がり銘柄数:749、変わらず:136
  • 値上がり業種数:23、値下がり業種数:10

東証1部の出来高は16億2,616万株、売買代金は1兆9,660億円(概算)となり、出来高は前日より減少しましたが、値嵩株の売買が活況だったこと等から売買代金は増加しました。日経平均株価は、前場は一時マイナスになるなど冴えない動きでしたが、後場に入ってから買いが優勢となり、小幅反発となっています。朝方にミニSQ算出を終えたことでその後の粗い値動きは見られなかったようです。ただ、再び17,000円を抜くような勢いは感じられませんでした。

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一方、東証マザーズの出来高は4,607万株、売買代金は657億円となりました。いずれも前日より減少しており、約3週間ぶりの薄商いに止まりました。依然として物色テーマに欠ける展開が続いており、総合指数も小幅ながら5日続落となりました。浮上のきっかけが見出し難い状況と言えます。今後は、総合指数900ポイントの死守が攻防ラインとなりそうです。

決算発表後のユニクロ株が急騰、新興市場は串カツ田中が上場来高値を付ける

個別銘柄では、前日に決算発表を行ったファーストリティリング(9983)が大幅高となり、同じく大幅上昇となったソフトバンクグループ(9984)とともに日経平均株価を牽引しました。また、電機セクターでは、ソニー(6758)や東芝(6502)が年初来高値を更新し、富士通(6702)やパナソニック(6752)も値を上げています。一方、エーザイ(4523)や塩野義製薬(4507)などの薬品株が軒並み値を下げ、村田製作所(6981)やアルプス電気(6770)など電子部品株も冴えない動きでした。その他では、信越化学工業(4063)や東京エレクトロン(8035)の下げが目立っています。

新興市場では、串カツ田中(3547)が連日で値を飛ばし、ザラバで上場来高値を付けるなど、大幅続伸で引けました。物色テーマがない中、安くて美味しい熱々の串カツ人気はまだまだ健在のようです。一方、株価上昇が続いていたブランジスタ(6176)が急落し、前日はストップ高のUMNファーマ(4585)も大幅反落となっています。また、時価総額の大きい銘柄では、そーせいグループ(4565)は小幅反落となり、CYBERDYNE(7779)は反発となりました。

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。