日経平均続伸で再び17,000円台を目指す位置に。懸念点は?

【東京株式市場】2016年10月17日

株式市場の振り返り-材料難に伴う薄商いの中で続伸、新興市場も6日ぶりの反発

2016年10月17日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 16,900円(+43円、+0.3%) 続伸
  • TOPIX 1,352.5(+5.3、+0.4%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 941.7(+4.1、+0.5%) 6日ぶり反発

東証一部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,204、値下がり銘柄数:624、変わらず:157
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7

東証一部の出来高は15億2,703万株、売買代金は1兆6,333億円(概算)となり、前日より大幅減少となりました。株価指数は続伸となったものの、本格的な買い上げにはまだほど遠いようです。目立った材料がなかったことに加え、来週から決算発表が本格化するのを前に、様子見スタンスが強まったと考えられます。ただ、そうは言っても、日経平均株価が再び17,000円台を伺う状態になっており、投資家の心理的な好転が待たれます。

続きを読む

一方、東証マザーズの出来高は4,528万株、売買代金は808億円となりました。売買高は前日並みでしたが、値嵩株の取引が増えたため、売買代金は増加しました。しかし、依然として物色テーマに欠ける展開が続いており、総合指数は6日ぶりの上昇となったものの、先行きは不透明なままです。資金流入のきっかけになるような材料が欲しいところです。

原発再稼働が遠のいた東電HD株が急落、新興市場は串カツ田中が一時ストップ安に

個別銘柄では、ファーストリティリング(9983)が大幅反落となり、KDDI(9433)も値を下げました。また、新潟県知事選の結果、原発再稼働が遅れる見込みとなった東京電力ホールディングス(9501)が急落となっています。他には、任天堂(7974)や塩野義製薬(4507)も冴えない値動きに終始しました。

一方、キーエンス(6861)と日本電産(6594)が大幅高となり、いずれも年初来高値を更新しました。また、電機セクターでは、東芝(6502)が年初来高値を更新しています。

新興市場では、連日の大幅続伸となっていた串カツ田中(3547)が、一時ストップ安になるなど急落しました。安くて美味しい熱々の串カツ人気が一段落したのか懸念されます。また、オークファン(3674)もストップ安で終わっています。

一方、Gunosy(6047)がストップ高となり、ブランジスタ(6176)も急騰しました。また、時価総額の大きい銘柄では、そーせいグループ(4565)、CYBERDYNE(7779)はともに小幅下落で引けています。

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。