株価上昇局面の兆し? 日経平均は5連騰にチャレンジ

【東京株式市場】2016年10月19日

株式市場の振り返り-低位株物色の流れの中で続伸、日経平均株価は一時17,000円台を回復

2016年10月19日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 16,998円(+35円、+0.2%) 4日続伸
  • TOPIX 1,357.2(+0.6、+0.1%) 4日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 959.8(+10.7、+1.1%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,197、値下がり銘柄数:624、変わらず:164
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12

東証1部の出来高は15億6,110万株、売買代金は1兆6,631億円(概算)となりました。売買高は前日並みでしたが、売買代金は大幅減少となりました。これも昨今の低位株物色の影響と考えられます。なお、売買代金は10月に入ってから1度も2兆円を超えておらず、12日連続の2兆円割れとなりました。これは、2014年8~9月にかけて記録した17日連続に次ぐ閑散相場です。

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前回は、その後に株価上昇局面を迎えましたが、今回はどうでしょうか。エネルギー発散前の静けさとなるのか注目です。また、そうした薄商いの中、日経平均株価は4日続伸となり、取引時間中には一時、1週間ぶりに17,000円台を回復しました。20日(木)は今年4回目の5連騰にチャレンジです。

一方、東証マザーズの出来高は5,941万株、売買代金は1,007億円でした。値嵩株の取引が増加したため、売買代金は7日ぶりに1,000億円超となっています。総合指数も3日続伸となったものの、新興市場でも依然として物色テーマに欠ける展開が続いており、先行きは不透明なままです。何か資金流入のきっかけになるような材料が欲しいところです。

東芝の12連騰は成らずも底堅い値動き、新興市場は串カツ田中が3日ぶり反発

個別銘柄では、ファナック(6954)が堅調に上昇し、ファーストリティリング(9983)やKDDI(9433)も上昇して、日経平均株価を押し上げました。花王(4452)、資生堂(4911)、ライオン(4912)などの内需関連株も値を上げて終わっています。また、取引時間中に日産自動車(7201)のゴーン社長の会長就任が報じられた三菱自動車(7211)が急騰して引けています。

一方、前日まで11連騰だった東芝(6502)は12日ぶりに下落しましたが、ザラバでは年初来高値を更新しました。その他では、ソフトバンクグループ(9984)、JT(2914)、塩野義製薬(4507)などの下落が目立っています。

新興市場では、串カツ田中(3547)が3日ぶりに小幅反発となりました。一時の勢いは見られませんが、安くて美味しい熱々の串カツ人気は根強いようです。また、ブランジスタ(6176)も大商いを伴って値を上げて終わりました。

一方、医療バイオ関連銘柄に安いものが多く、UMNファーマ(4585)は急落となりました。時価総額の大きい銘柄では、そーせいグループ(4565)が小幅反発となり、CYBERDYNE(7779)やミクシィ(2121)も小幅上昇となっています。

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。