【JR九州】IPO後は長期投資も良し、優待活用で旅も良し

JR九州の投資魅力と鉄道旅のポイントを整理

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キュレーターから読者に伝えたいポイント

九州旅客鉄道(9142)[以下、JR九州]が、2016年10月25日に東証1部に新規上場(IPO)を行いました。上場後の初値は3,100円と、売り出し価格(公開価格)の2,600円を500円、+19%上回りました。7月に新規上場したLINE(9142)の初値上昇率+48%には及びませんでしたが、まずまずのスタートを切ったことになります。

今後は以下の記事を参考に、長期投資や株主待を活用した旅行なども検討されてはいかがでしょうか。

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JR九州とはどのような会社か

まず、JR九州の注目ポイントを整理したいと思います。この記事によると、主なポイントは以下の2点です。

第1は、鉄道事業が2017年3月期から黒字化する可能性が高いことです。同社の鉄道事業では、2011年に全線開通した九州新幹線が有名です。また、2013年に運行を開始したクルーズトレイン「ななつ星」など、様々な趣向をこらしたD&S(デザイン&ストーリー)列車が国内外の観光客に人気を博しています。

このように話題性は豊富でしたが、収益性という点では分割民営化によって発足した1987年以来、一度も黒字になったことがなく、今一つでした。しかし、2016年3月期に行った減損や九州新幹線の鉄道施設使用料2,205億円(約20年分)の全額一括前払いにより、2017年3月期からは黒字化する見通しです。

第2は、鉄道以外の事業に強みを持つことです。具体的には、駅ビル不動産事業、大型商業施設の運営、ホテル、建設などです。同社は「JR博多シティ」など九州主要都市の一等地に優良物件を保有しているため、今後の展開に期待が持てそうです。

ちなみに、同社よりも先に上場したJR3社(東日本・東海・西日本)は新幹線が成長事業となって最高益を更新し、株価も長期的に上昇しています。IPOも終了しましたので、これからはJR九州を長期投資の対象としてじっくりと吟味するのも良いかもしれません。

出所:JR九州が東証に上場 隠れた投資魅力とリスク(楽天証券)

JR九州の楽しみ方

先ほど述べたように、JR九州にはさまざまなリゾート列車が走っています。具体的には、「特急 ゆふいんの森」「特急 A列車で行こう」「SL人吉」「特急 あそぼーい!」「特急 九州横断特急」などネーミングも秀逸です。

ちなみに、この記事の筆者によると、リゾート列車を利用したとっておきのおすすめルートは、熊本から「SL人吉」で熊本県南部の人吉に向かい、その後「いさぶろう」で鹿児島県の吉松まで向かい、途中の大畑駅でループ&スイッチバックを、真幸駅ではスイッチバックを体験後、鹿児島中央まで「はやとの風」に乗り鹿児島に向かうというものだそうです。九州の旅をお考えの方は、ぜひご検討ください。

出所:【JR九州IPO】株主優待利用の汽車旅ならこれだ!(投信1)

優待を活用してお得に旅をしよう

JR九州の株主になると、保有株に応じて鉄道株主優待券を手に入れることができます。また、ホテルの割引もあります。たとえば、主要観光都市である長崎、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島、屋久島のJR九州ホテルの宿泊基本料金が3割引き(休前日は2割引き)、ホテルオークラJRハウステンボスやステーションホテル小倉の宿泊基本料金は5割引きとなります。詳しくは以下の記事をご参照下さい。

出所:JR九州が上場!IPO株を入手して株主優待でお得に旅行する方法(投信1)

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。