やや前になりますが、2021年1月下旬に「PPAP全面禁止」がTwitterトレンド入りしました。

代表曲が同じく「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」であるピコ太郎氏がそれに反応して、PPAP全面禁止を発表したと報じられた日立製作所の「この木なんの木」の替え歌を披露し、こちらも話題になりました。

しかし、全面禁止されたPPAPはピコ太郎氏の楽曲ではなく、全く別の行為です。今回はこの別の行為である「PPAP」について解説をします。

PPAP=パスワード付きzipファイル送付のあとにパスワードを別送すること

PPAPの明確な指摘は、プライバシーマーク制度を運用している一般社団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)に当時所属していた大泰司 章(おおたいし あきら)氏の発表資料中にあります。ちなみに、初出はJIPDECがノベルティとして用意したジップロックのパッケージであるようです。

PPAPの正式名称にも言及があり、下記の通りでした。

  • Passwordつきzip暗号化ファイルを送ります
  • Passwordを送ります
  • Aん号化
  • Protocol

パスワード付きzipファイルをメールで添付し、そのあとにパスワードを同じ宛先に別送する……という行為は、メールを扱う仕事であれば必ず遭遇するものです。

しかし、プライバシーマーク制度を運用している団体に所属している方が、団体名を明示した状態で「PPAP=パスワード付きzipファイルをメールで添付し、そのあとにパスワードを同じ宛先に別送する行為は非推奨」としていることに注目する必要があります。