【お得の経済学】トランプ相場でのんびり投資して株主優待で楽しむ方法とは

アベノミクスによる株価上昇が沈静化して初めての上昇相場とも言えるトランプ相場。この相場に乗り遅れたくない!とお考えの投資家も多いかと思いますが、その一方で、株式投資はちょっとめんどくさい、またなじみがないので怖いという方も多いのではないでしょうか。

今回は、株式投資の初心者でもぜひ検討してみたい銘柄群について、個人投資家向け金融経済メディアLongine(ロンジン)編集部に聞いてみました。

株式投資の醍醐味は3つある

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――株式投資の良さについて教えてください。

Longine:株式投資の醍醐味は大きく分けると3つあります。第1に株価上昇による超過収益。第2に配当収入。第3に株主優待。この3つを同時に楽しむことができれば株式投資も言うことはないですね。

ただ、のんびり投資を楽しみたい方は、長期で投資をできる銘柄を見出して、配当や株主優待なども活用しながら、時々株価を見る程度の確認で済むような投資スタイルが向いていると思います。そのような場合、投資する対象はビジネスモデルが強固で継続性がある銘柄が向いているのではないでしょうか。

株主優待を狙う前に注意をしておきたいこと

――株式投資を始める前に気を付けておくべきポイントについて教えてください。

Longine:株主優待が魅力的だからといって、投資する銘柄の株価が下落しては元も子もありません。理想的な投資は、株価も上昇し、しっかりとしたビジネスとともに安定した利益を上げられ、期末の株主への配当も確保できる、かつ、株主優待もある企業ではないでしょうか。

ただ、そうした銘柄を探し出すのが”手間だ”、”めんどくさい”、”調査方法を知らない”という方も多いでしょう。

証券アナリストの役割は銘柄キュレーション

――銘柄を見つけるためにどのような方法があるのでしょうか。

Longine:一番は自分で興味のある企業や注目したい企業について調べる、情報収集するということになります。ただ、個人投資家の全員にその作業を求めるのは現実的には難しいと思います。世の中には様々な投資情報が存在するので、その中から自分で相性がいいと思えるような情報源に出会えるというのが理想です。これはプロ投資家でもある機関投資家でも同じです。

投資して面白味のある銘柄を探し出す「銘柄のソムリエ」のような仕事をするのが証券アナリストです。ご興味があれば、Longineが推奨する銘柄に関する配当利回りと株主優待をまとめた記事を参照していただければと思います。セクターによって特徴があることがわかると思います。

>>【参考】Longine推奨銘柄の配当利回りと株主優待まとめ(2016年11月18日終値版)

株主優待はすべての企業が実施しているわけではない

――どのような特徴があるのでしょうか。

Longine:たとえば、自動車関連株は円安で株価は上昇基調です。配当利回りが3%という銘柄も見受けられますが、株主優待を実施していない企業が多く、株主優待を期待する投資家には向いていないでしょう。その一方で、小売り関連株は配当利回りは低いものの、株主優待が充実している企業が多いです。

トランプ相場が始まって、輸出関連株が円安を伴って上昇し、これまでアベノミクス相場の代名詞であった内需関連株が下落しています。そうした相場の変化をとらえて、長期投資可能な銘柄をコツコツと拾っていくアプローチも心掛けたいものです。

Longineでは、長期投資に耐えうる銘柄、投資期間を1年に区切った銘柄などをカテゴリー分けすることで推奨をしていますので、参考にしてみてください。

――本日はありがとうございました。

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。