日経平均10連騰は失敗、トランプラリーの終焉は近いのか?

【東京株式市場】2016年12月19日

株式市場の振り返り-日経平均株価は10連騰ならずも、底堅い動きをキープ

2016年12月19日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,391円(▲9円、▲0.1%)  10日ぶり反落
  • TOPIX 1,549.0(▲1.6、▲0.1%)  3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 920.0(▲7.0、▲0.8%)  4日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:856、値下がり銘柄数:1,022、変わらず:121
  • 値上がり業種数:10、値下がり業種数:23

東証1部の出来高は17億3,743万株、売買代金は2兆1,437億円(概算)となり、いずれも先週末から大幅減少となりました。売買代金は11月22日以来の低水準となっています。

19日から始まった日銀金融政策決定会合の結果を見据えた模様眺めによるものなのか、それとも、クリスマス休暇を取り始めた外国人投資家など市場参加者の減少によるものなのか、現時点ではまだ判断し難いところです。

続きを読む

そのような状況で、日経平均株価はわずかな下落で引けたため、10連騰はなりませんでした。しかし、下げ渋った、底堅かったというのが実感ではないでしょうか。19日をもって今回のトランプラリーが終わったと判断するのは、さすがに時期尚早と考えられます。なお、TOPIXもわずかに下落して終わっています。

東証マザーズ総合指数は見せ場なく4日続落

東証マザーズの出来高は5,369万株、売買代金935億円となりました。いずれも先週末より大幅減少となっています。個人投資家の買い意欲はなかなか続かないようですが、大きな物色テーマがない現状では仕方ないと言えます。早期に新興市場を盛り上げる物色テーマの登場が待たれます。

なお、総合指数は4日続落となり、冴えない値動きが続いています。

任天堂とDeNAが連日の急落、金融株も不振の中で内需関連株が堅調

個別銘柄では、スマホ向け新作ゲームへの評価が分かれる任天堂(7974)が急落し、これで5日続落となりました。トランプ相場で上昇した分がほぼ帳消しになっています。また、DeNA(2432)も連日の急落となりました。

この他、りそなホールディングス(8308)や野村ホールディングス(8604)などの金融株も冴えない値動きに終始したようです。

一方、アステラス製薬(4503)など薬品株が値を上げ、花王(4452)やライオン(4912)などのトイレタリー株も上昇しました。また、キーエンス(6861)が大幅上昇となり、ファナック(6954)も堅調に推移して引けています。

その他、スズキ(7269)や東京エレクトロン(8035)が年初来高値を更新したのが目に付きました。

新興市場では、前日ストップ高だったアカツキ(3932)が再び急騰し、アクセルマーク(3624)が値を飛ばしてストップ高で引けました。また、Jストリーム(4308)も急騰しています。

一方、そーせいグループ(4565)や窪田製薬ホールディングス(4596)は値を下げ、串カツ田中(3547)も大幅下落となり3日続落で終わりました。

 

投信1編集部

PR

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。