金融株続落、これはトランプラリーの終わりを意味するのか

【東京株式市場】2016年12月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続落、売買代金はトランプラリー後初の2兆円割れ

2016年12月26日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,396円(▲31円、▲0.2%) 3日続落
  • TOPIX 1,538.1(▲5.6、▲0.4%)  3日続落
  • 東証マザーズ総合指数 920.5(+15.2、+1.7%)  3日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:848、値下がり銘柄数:1,040、変わらず:117
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:24

東証1部の出来高は14億4,186万株、売買代金は1兆6,302億円(概算)となり、いずれも前日より大幅に減少しました。売買代金は11月8日以来、約1か月半ぶりの2兆円割れです。

今になって振り返ると、11月8日は大統領選でヒラリー氏の勝利が確実視されていた最後の日でした。この売買代金2兆円割れは、市場参加者が少ない閑散相場によるものと思われますが、トランプラリーの終わりを示す可能性も捨てきれません。

続きを読む

そのような中、日経平均株価は約47円という狭いレンジでの推移となり、小幅ながら3日続落で終わりました。2016年の取引も残り4日間ですが、最後に“掉尾(とうび)の一振”があるかどうかが注目です。なお、TOPIXも同じような値動きに終始しました。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反発、900ポイント割れの危機を脱する

東証マザーズの出来高は5,182万株、売買代金883億円となりました。出来高は小幅増加でしたが、売買代金は減少しています。今年最後の週を迎えても、新興市場では個人投資家のリスクオンモードはまだ遠いようです。

ただ、総合指数は+1%超の上昇となり、3日ぶりの反発となりました。早期に新興市場を盛り上げる物色テーマの登場が待たれますが、年内は難しいかもしれません。

日立建機が3日連続で高値更新となるも、金融株と自動車株の冴えない動きが目立つ

個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が引き続き下落し、野村ホールディングス(8604)など証券株も軟調に推移しました。

また、円高が進行したことを背景に、ホンダ(7267)やマツダ(7261)など自動車株が値を下げています。ハイテク株では、パナソニック(6752)やアルプス電気(6770)が安く引けました。

一方、日立建機(6305)が今日も値を上げ、3日連続で年初来高値を更新しました。また、最近は株価下落が続いていた任天堂(7974)も大幅反発となり、オリンパス(7733)も同様に大幅に値を上げています。しかし、全体的には静かな値動きとなったようです。

新興市場では、Gunosy(6047)が値を飛ばし、ユーザベース(3966)も急騰しました。その他、モルフォ(3653)やMRT(6034)も急騰しています。さらに、串カツ田中(3547)も値を上げて引けています。

一方、アカツキ(3932)や窪田製薬ホールディングス(4596)が大きく値を下げ、CYBERDYNE(7779)も小幅下落となりました。新興市場も静かな値動きに終わったと言えます。

 

投信1編集部

ニュースレター

PR

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストなど金融業界で長年の調査経験を持つメンバーを中心に構成されています。
金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。