日経平均は“あの日”以来の▲1%超下落、“あの日”とは?

【東京株式市場】2016年12月29日

株式市場の振り返り-日経平均株価は売り優勢となり、11月9日以来の▲1%超下落

2016年12月29日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,145円(▲256円、▲1.3%) 続落
  • TOPIX 1,518.3(▲18.4、▲1.2%)  反落
  • 東証マザーズ総合指数 931.4(▲7.0、▲0.8%)  4日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:342、値下がり銘柄数:1,571、変わらず:90
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32

東証1部の出来高は22億4,914万株、売買代金は2兆796億円(概算)となり、前日より大幅に増加しました。NY市場の下落や円高進行を受け、利益確定売りが優勢となって相場が下げる中、一部に駆け込み的な売りも出たと見られます。

日経平均株価も久々に下落らしい下落となりましたが、前日比で▲1%超の下げとなるのは、11月9日以来となります。

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そうです、11月9日は一時的な“トランプ当選ショック”や“まじトラ”で前日比▲5%超の暴落となった、あの日です。そう考えてみると、この1か月半以上にわたるトランプラリーの凄さを実感できます。

確かに29日は下げましたが、取引時間中の安値でも19,000円台を割り込まなかったことは重要です。

巷ではトランプラリーの終焉という論調も見受けられますが、極端に悲観する必要はありません。1か月半以上続いたブル相場は、たった1日で終わることはないでしょう。大納会の注目は、19,000円台を維持できるかの1点に絞られます。

東証マザーズ総合指数は4日ぶりの反落、利益確定売りのエネルギーも見られない

東証マザーズの出来高は3,686万株、売買代金713億円となり、前日より減少しました。出来高は約2か月ぶりの低水準です。残念ながら、新興市場では利益確定売りが優勢になるエネルギーすらない状態と言えましょう。

総合指数も4日ぶりの反落でした。早期に新興市場を盛り上げる物色テーマの登場が待たれますが、年明けに期待するしかないでしょう。

金融株が再び大幅下落となり、躍進が続いた東京エレクトロンも12連騰ならず

個別銘柄では、東芝(6502)が3日連続の暴落となりましたが、投資家の“投げ売り”は終わったような印象があります。また、東京エレクトロン(8035)も大幅下落となり、12連騰はなりませんでした。

その他、ファナック(6954)や日立建機(6305)に加え、みずほフィナンシャルグループ(8411)やりそなホールディングス(8308)など金融株もボロボロに下げて引けています。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、任天堂(7974)、ローソン(2651)、三井不動産(8801)などが目立ちました。また、終値では下落しましたが、ローム(6963)がザラバで高値更新となるなど、ハイテク株の一部も健闘しています。

なお、新興市場では目立って大きな値動きはなかったように思われます。

 

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