後場に大幅安! 一方で動意付いた電機株の躍動目立つ

【東京株式市場】2017年1月10日

株式市場の振り返り-トランプ会見を控える中、円高が進んだ後場に一気に大幅安

2017年1月10日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,301円(▲152円、▲0.8%) 3日続落
  • TOPIX 1,542.3(▲11.0、▲0.7%)  続落
  • 東証マザーズ総合指数 986.8(+5.8、+0.6%)  反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:758、値下がり銘柄数:1,131、変わらず:115
  • 値上がり業種数:4、値下がり業種数:29

東証1部の出来高は18億9,467万株、売買代金は2兆5,992億円(概算)となり、いずれもほぼ前日並みの水準でした。米国雇用統計は無事に通過したものの、トランプ次期大統領の記者会見(現地時間の11日)を控えて、模様眺めの雰囲気が広がったようです。

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そのような中、日経平均株価は安く始まりましたが、前場の終わり頃にはプラス転換するなど底堅さを見せました。しかし、後場になって為替相場が一時115円/ドル付近まで円高になったこと等から株価も急速に下げ、結局19,300円台を辛うじて維持して終わりました。これで大幅高となった大発会の後は3日続落となっています。

なお、TOPIXも同じように後場に下げ足を速めて続落で引けました。

東証マザーズ総合指数は小幅反発、売買代金は3日ぶりに1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,710万株、売買代金973億円となり、前日より減少しました。売買代金も3日ぶりに1,000億円を割り込むなど、大型株市場同様に模様眺めの動きが見られました。

ただ、総合指数は小幅に上昇して、1,000ポイントの大台回復が近付いてきています。この動きが一瞬の輝きで終わるかどうかは、早期に有望な物色テーマが登場するかどうかにかかっていると言えましょう。

ファストリ株が連日の急落、電機セクターは動意付いた銘柄の躍動目立つ

個別銘柄では、先週末に急落したファーストリテイリング(9983)が一時▲4%下落になるなど連日で急落し、終値も大幅安となりました。

その他の小売株でも、良品計画(7453)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)など大きく値を下げたものが散見されます。

また、円高進行を背景にトヨタ自動車(7203)やデンソー(6902)など自動車関連でも下落が目立ちました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が上昇して連日の年初来高値更新となりました。また、ソニー(6758)や東京エレクトロン(8035)など電機主力株が値を上げ、ローム(6963)やアドバンテスト(6857)が高値を更新しました。電機セクターに動意づいている銘柄が多く見られるのは明るい材料です。

新興市場では、串カツ田中(3547)が大幅続伸となり、ユーザベース(3966)も大きく値を上げました。また、Gunosy(6047)が急騰し、ロックオン(3690)も値を飛ばしています。

一方、そーせいグループ(4565)は続落となり、窪田製薬ホールディングス(4596)も下落して引けました。時価総額の大きい銘柄では、CYBERDYNE(7779)、ミクシィ(2121)とも、わずかに上昇しています。

 

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。