孤軍奮闘のソニーも最後は力尽き、日経平均は大幅続落

【東京株式市場】2017年1月17日

株式市場の振り返り-ハードブレグジット懸念や円高進行などで大幅続落

2017年1月17日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 18,813円(▲281円、▲1.5%) 大幅続落
  • TOPIX 1,509.1(▲21.5、▲1.4%)  大幅続落
  • 東証マザーズ総合指数 965.1(▲6.8、▲0.7%)  続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:149、値下がり銘柄数:1,799、変わらず:56
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

東証1部の出来高は17億1,056万株、売買代金は2兆942億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。前日のNY市場が休場だったことに加え、イベント一巡による材料不足、円高進行などにより、模様眺めの雰囲気が強まりました。

ただ、英国のハードブレグジット(強硬離脱)懸念が高まったこと等から利益確定売りも嵩んだため、出来高が増加したと考えられます。

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こうした中、日経平均株価は売りが優勢となりました。一時は前日比▲51円安まで下げ幅を縮小しましたが、後場は再び下げ幅を拡大し、結局は安値引けとなっています。終値も12月9日以来となる19,000円割れでした。

なお、日経平均株価が2日連続で▲1%以上下落したのは、米国大統領選直前の11月2日~4日以来、約2か月半ぶりのことです(3日は祝日で休場)。NY市場再開を受けて始まる18日(水)に下落トレンドが続くのか注目されます。

東証マザーズ総合指数は続落、利益確定売りの優勢にともなって商いは増加

東証マザーズの出来高は8,534万株、売買代金1,177億円となり、いずれも大幅増加となりました。ただ、個人投資家の資金が流入したというよりも、大型株市場同様に利益確定売りが増えたため商いの増加につながったと見られます。

実際に、総合指数も続落で引けました。引き続き早期に有望な物色テーマが登場することが期待されます。

主力株が総じて下落する中、ソニーがザラバで年初来高値を更新

個別銘柄では、日経平均株価への寄与度の高いファーストリテイリング(9983)とソフトバンクグループ(9984)が大きく値を下げました。また、アステラス製薬(4503)、ホンダ(7267)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、村田製作所(6981)など、主力株は大幅下落が相次いでいます。

一方、ソニー(6758)が逆行高となり年初来高値を更新しましたが、終値では下落して引けました。その他では、連日で大幅下落が続いていた任天堂(7974)が反発となり、しまむら(8227)も小幅に上昇しています。

新興市場では、前日にストップ高となったGunosy(6047)が年初来高値を更新するなど堅調でしたが、終値は小幅高に止まりました。一方、串カツ田中(3547)が大幅続落となり、アスカネット(2438)やメディア工房(3815)が急落して引けています。

 

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。