【お得の経済学】高配当利回りや株主優待銘柄は投資に最適な銘柄か

2017年に入り、そろそろ3月期決算企業の年度末が近づいてきました。年度末ともなれば、配当支払いや株主優待制度がある企業は投資家の注目を集めることも多くなるでしょう。今回は、配当利回りが高い銘柄や株主優待が手厚い企業が、そもそも投資に最適な銘柄かどうかについて考えてみましょう。

株式投資の醍醐味は3つ

株式投資の醍醐味は主に3つあると言われています。1つは、もちろん株価の値上がり益。2つ目は配当。3つ目に株主優待です。株式投資を勉強された方からは、株価上昇と配当が株式投資の本質だろう?と突っ込みが入るかもしれません。ただし、生活者目線からは、株主優待も意外にメリットが多くあるというのが実感です。

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海外企業の場合、一般的には株主優待の制度がないので、外国人投資家からすると日本の株主優待は理解できないという場合もありますが、株主優待によって個人投資家のすそ野が広がってきたのも事実と言えましょう。

配当と株主優待だけで銘柄選択すると見誤る

では、株式投資の醍醐味を3つ同時に楽しむためにはどのような銘柄選択をすればいいのでしょうか。

まず最初の注意点は業績がしっかりとした銘柄を選択することです。配当と株主優待だけで銘柄を選んでしまうと、株価そのものが値下がりした際に、配当や株主優待は手にすることができるものの投資そのものが塩漬け状態となり、本末転倒ということにもなりかねません。

また、高配当利回りや株主優待内容が良い銘柄は、そうした施策を打つ企業の狙いを見極めることも必要です。単に個人投資家の数を短期間に増やそうとしているだけならば、近いうちにそうしたメリットはなくなってしまうかもしれません。

どのように銘柄を選択するのか

ただ、どのように好業績の企業を見極めたらいいのかわからないという方もいるでしょう。世界的に著名な投資家でもあるウォーレン・バフェットにその秘訣を見出そうとすると、意外にシンプルな回答をくれます。

それは、その企業の歴史、つまり過去の実績を追うことで見えてくるようです。しっかりと当期純利益が成長しているか、株主資本が拡大しているか、ROEなど株主にとっての投資効率は改善してきているかなど様々な切り口がありますが、いずれも企業の過去の実績を見ています。これなら、未来予測をしなくてもいいので、多くの人が試すことができそうなアプローチですね。

そうしたアプローチでどのような銘柄が出てくるのかといえば、シマノ、オリエンタルランド、シスメックスのような銘柄が浮かび上がってきます。さらに詳しくリストを見たいという方は、以下の「個人投資家のための金融経済メディア・Longine(ロンジン)」の記事リンクをご参照ください。

>>長期投資に最適な優良銘柄リスト-配当利回りと株主優待内容まとめ(有料記事になります)

まとめ

いかがでしたでしょうか。年度末にかけて配当や株主優待を狙うという投資家も多いかと思いますが、投資しようと考えている企業が過去どれくらい安定して業績を拡大させてきたかに注目してみるのがよさそうです。気になった銘柄から過去の業績を調べ始めるのにはよいタイミングかもしれません。

 

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