東芝が暴落しても、日経平均は2017年に入って初の続伸に

【東京株式市場】

株式市場の振り返り-日経平均株価は意外にも今年初の続伸、19,000円台回復

2017年1月19日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,072円(+177円、+0.9%) 続伸
  • TOPIX 1,528.1(+14.2、+0.9%)  続伸
  • 東証マザーズ総合指数 965.3(▲6.4、▲0.7%)  反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,546、値下がり銘柄数:364、変わらず:94
  • 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3

東証1部の出来高は22億5,444万株、売買代金は2兆2,666億円(概算)となりました。出来高は前日より大幅増加となりましたが、売買代金は横這いでした。低位株の取り引きが活況だったためと見られます。

円高進行が一服して円安に転換したこと等から、日経平均株価は寄り付きから高く始まり、一時は前日比+228円高となり19,100円台を回復する場面も見られました。最後はやや売りに押されたものの、続伸で終わっています。

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なお、日経平均株価が続伸となったのは2017年に入ってから初めてであり、昨年12月6日~16日にかけて達成した9連騰以来のことです。トランプラリーが盛り返すのか、週末20日(金)の相場が注目されるでしょう。

東証マザーズ総合指数は反落、材料不足で11月25日以来の閑散相場

東証マザーズの出来高は4,926万株、売買代金675億円となり、いずれも前日から大幅減少となりました。大型株市場が賑わいを見せたのとは対照的に、新興市場は昨年11月25日以来となる閑散状況となっています。

総合指数も反落となり、個人投資家のリスクオンモードにはほど遠かったようです。引き続き、早期に有望な物色テーマが登場することが期待されます。

東芝が暴落した一方で、ファナック、スズキ、信越化学が年初来高値を更新

個別銘柄では、ファナック(6954)が急騰して約1か月半ぶりに年初来高値を更新しました。また、信越化学工業(4063)やスズキ(7269)なども連日で高値を付けています。自動車株ではいすゞ自動車(7202)も高値更新となりました。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株が堅調に推移しました。

一方、原発事業の巨額損失が報じられた東芝(6502)が一時▲26%超下落する暴落となり、法的整理が現実味を増したタカタ(7312)はストップ安で引けました。

また、前日に続いてローソン(2651)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)などのコンビニ株が値を下げ、三井不動産(8801)も安く引けています。

新興市場では連日の急騰を見せていたGunosy(6047)が急落し、4日ぶりの反落となりました。その他、時価総額の大きい銘柄では、そーせいグループ(4565)とCYBERDYNE(7779)がいずれも値を下げています。全体的には新興市場らしからぬ静かな値動きが続いたようです。

 

投信1編集部

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