日経平均は後場に急落。東芝、ニコン暴落、ダイキン工業も下落

【東京株式市場】2017年2月14日

株式市場の振り返り-日経平均株価は後場に入って急落、3日ぶりの反落に

2017年2月14日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,238円(▲220円、▲1.1%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,539.1(▲15.0、▲1.0%)  3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,020.4(+11.3、+1.1%)  続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:676、値下がり銘柄数:1,191、変わらず:134
  • 値上がり業種数:4、値下がり業種数:29

東証1部の出来高は21億466万株、売買代金は2兆4,041億円(概算)となり、いずれも前日から増加しました。ただ、低位株の取引が増えたと見られるため、売買代金の伸びは今一歩だったようです。

そのような中、前場の日経平均株価は前日終値を挟んだ攻防となりました。しかし、後場に入ると様相が一転します。東芝の決算発表遅延やトランプ政権の閣僚辞任などのニュースにより、2度にわたって下げ幅を拡大しました。

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結局、終値は▲220円安となり、ほぼ安値引けとなっています。後場はネガティブニュース、とりわけ、東芝の影響に振り回されたと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでした。ただ、TOPIXは寄り付きで昨年12月21日以来となる年初来高値を更新しています。それだけに、後場の下落は残念だったと言えます。

東証マザーズ総合指数は続伸、売買代金も約2か月半ぶりの高水準

東証マザーズの出来高は7,357万株、売買代金は1,262億円となり、いずれも前日から増加となりました。特に、売買代金は昨年12月1日以来となる高水準を記録しています。出来高がさほど多いとは言えない中、値嵩株の取引が増加したためと推測されます。

総合指数も+1%超の上昇となる続伸でした。大型株市場と対照的な動きだったと言えます。この動きが持続的なものか注目されるでしょう。

主力ハイテク株の東芝とニコンが暴落、高値更新が続いたダイキン工業も急落

個別銘柄では、決算発表延期のニュースが駆け巡った東芝(6502)が一時▲10%安に迫る暴落となり、終値でも大幅下落となりました。

東芝のような大企業が、決算発表当日にキャンセルするのは異常としか言いようがありません。この1週間で2度も暴落したことを含め、“東芝ショック”を超えた“東芝スキャンダル”と評していいでしょう。

また、前日に想定以上の希望退職者応募があったニコン(7731)も▲15%安に迫る暴落となっています。さらに、高値更新が続いたダイキン工業(6367)も急落しました。

一方、日東電工(6988)が値を上げて年初来高値を更新し、コマツ(6301)も久々に高値を付けました。また、アルプス電気(6770)やイビデン(4062)など電子部品株の一角が連日で高値を付け、決算発表を行ったミネベアミツミ(6479)は大きく値を飛ばしています。

新興市場では、アカツキ(3932)が値を飛ばしてストップ高となり、前日急騰したユーザベース(3966)も連日の大幅上昇となりました。

また、時価総額の大きい身柄では、そーせいグループ(4565)とCYBERDYNE(7779)がともに大きく値を上げて引けています。

 

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。