日経平均反発の中、東芝が連日の暴落、シマノも急落

【東京株式市場】2017年2月15日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発するも、19,500円の厚い壁を破れず

2017年2月15日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,437円(+199円、+1.0%) 反発
  • TOPIX 1,553.6(+14.5、+1.0%)  反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,025.1(+4.7、+0.5%)  3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,385、値下がり銘柄数:500、変わらず:116
  • 値上がり業種数:29、値下がり業種数:4

東証1部の出来高は21億459万株、売買代金は2兆2,945億円(概算)となり、ほぼ前日並みの商いでした。ただ、出来高に比べると、売買代金がやや物足りない印象は残ります。

NY市場の最高値更新や円安進行を受け、日経平均株価は寄り付きから大幅高となり、前場の引け近くには一時+256円高まで上昇しました。しかし、その後は上値が重くなり、最後は上げ幅が+200円を切って終わっています。

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結局、値幅が狭いレンジでの推移に終始したと言えます。また、取引時間中は何度も19,500円の壁に跳ね返される場面があり、エネルギー不足感も露呈した形でした。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、前日に続く高値更新はなりませんでした。

東証マザーズ総合指数は3日続伸、売買代金は約7か月ぶりの1,300億円超に

東証マザーズの出来高は7,316万株、売買代金1,300億円となり、前日並みの商いでした。ただ、売買代金は意外に膨らみ、昨年7月8日以来の1,300億円超となっています。個人投資家のリスクオンモードが近付いているのでしょうか。

総合指数も3日続伸となり、1,000ポイントの大台を着々と固めている印象があります。この動きが持続的なものか注目されるでしょう。

金融株と商社株が相場上昇を牽引、決算発表延期の東芝は連日の暴落

個別銘柄では、コマツ(6301)と日東電工(6988)が大きく値を上げて、いずれも連日の年初来高値更新となりました。

また、金融株全般が上昇する中、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が高値を付け、りそなホールディングス(8308)も大幅上昇となっています。金融株の上昇は、20,000円回復への牽引役になるか注目されるでしょう。

さらに、三井物産(8031)や丸紅(8002)など商社株が軒並み高値更新となったことも目立った動きでした。

一方、前日に続いて東芝(6502)が一時▲13%超安となる暴落となりました。また、シマノ(7309)や住友ゴム工業(5110)など、前日に決算発表を行った銘柄に急落が相次いでいます。その他では、任天堂(7974)の下げがきつかった模様でした。

新興市場では、Gunosy(6047)が再び急騰し、ユーザベース(3966)も値を上げて4連騰となりました。一方で、株価上昇が続いたドリコム(3793)が急落し、オークファン(3674)は▲14%安に迫る暴落となっています。

 

投信1編集部

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