東芝は懸念晴れず大幅安、設備投資株には年初来高値続出

【東京株式市場】2017年2月21日

株式市場の振り返り-日経平均株価が続伸の一方、売買代金は今年最低を更新

2017年2月21日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,381円(+130円、+0.7%) 続伸
  • TOPIX 1,555.6(+8.5、+0.6%)  続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,032.8(+4.4、+0.4%)  続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,227、値下がり銘柄数:629、変わらず:146
  • 値上がり業種数:31、値下がり業種数:2

東証1部の出来高は15億2,843万株、売買代金は1兆6,540億円(概算)となりました。材料不足のため、連日の閑散相場でした。出来高は前日より小幅増加となりましたが、売買代金は減少して今年最低水準を更新しています。なお、売買代金が2日連続して2兆円割れとなったのも今年初めてとなりました。

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そのような中、日経平均株価は寄り付きの小幅高から徐々に上げ幅を拡大し、後場は19,400円を伺う水準で推移しました。一時は+144円高となる場面がありましたが、大引けに掛けてやや売りに押されたようです。結局、続伸となったものの、19,400円を回復することなく終わりました。

相場の格言の1つである『閑散に売りなし』が見事に当てはまる相場だったと言えましょう。なお、TOPIXも同じような値動きでした。

東証マザーズ総合指数は小幅続伸、売買代金は7日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は6,173万株、売買代金1,193億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は7日連続で1,000億円超となっていますが、これは約7か月ぶりとなります。ようやく、個人投資家の投資資金が戻りつつある様相です。

ただ、昨年は3月11日~7月19日まで4か月強にわたって連日の1,000億円超だったことを考えると、まだまだと言えるでしょう。なお、総合指数は小幅続伸となりました。

オークマなど設備投資銘柄に物色強まる、前日大幅高のソフトバンクGは反落

個別銘柄では、工作機械株が軒並み上昇し、オークマ(6103)、DMG森精機(6141)、NTN(6472)、不二越(6474)などが年初来高値を更新しました。また、三菱電機(6503)やファナック(6954)も値を上げるなど、設備投資関連が大きなテーマとなったようです。

その他では、アルプス電気(6770)も高値更新となり、村田製作所(6981)など電子部品株も買われました。さらに、マツダ(7261)、テルモ(4543)、電通(4324)などが大幅高となりました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が反落となり、懸念材料が晴れない東芝(6502)も大幅安でした。なお、前日に上場来高値を付けたJR九州(9142)はザラバで高値を付けましたが、終値では小幅反落となっています。

新興市場では、串カツ田中(3547)が続伸となり、前日にストップ高となったアカツキ(3932)も急騰となりました。一方で、アスカネット(2438)が急落し、ユーザベース(3966)も大幅安で引けています。

 

投信1編集部

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