日経平均は5日ぶり反発だが後味の悪い引け。証券株大幅上昇はなぜ?

【東京株式市場】2017年2月28日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶりの反発となるが、後味の悪い安値引け

2017年2月28日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,118円(+11円、+0.1%) 5日ぶり反発
  • TOPIX 1,535.3(+1.3、+0.1%)  4日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,059.3(+0.03、+0.0%)  7日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,203、値下がり銘柄数:639、変わらず:160
  • 値上がり業種数:25、値下がり業種数:8

東証1部の出来高は19億8,400万株、売買代金は2兆4,611億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。イベントを控えて材料不足であることを勘案すると、まずまずの商いだったと言えましょう。

日経平均株価は、寄り付きから高く推移し、前場の序盤には一時+160円高となる場面が見られました。しかし、後場の半ば頃から雲行きが怪しくなり、とりわけ、大引けにかけて急速な下落に見舞われます。最後は辛うじてプラスを維持しましたが、後味の悪い安値引けとなりました。それでも、曲りなりにも5日ぶりの反発となっています。

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なお、TOPIXも全く同じような値動きとなり、こちらも4日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ総合指数は7日続伸、売買代金は12日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は1億494万株、売買代金1,666億円となり、いずれも前日から増加しました。特に、出来高は昨年12月6日以来となる1億株超えとなり、本格的に熱気が戻りつつあると言えます。

また、12日連続で1,000億円超となった売買代金は、昨年6月30日以来となる水準になりました。2,000億円超も視野に入りつつありますが、昨年は3月11日~7月19日まで4か月強にわたって連日の1,000億円超だったことを考えると、まだまだと言えましょう。

なお、総合指数もほんのわずか上昇しており、これで7連騰となっています。

コマツなど建機株が上昇、野村ホールディングスなど証券株も値を上げる

個別銘柄では、コマツ(6301)や日立建機(6305)など建機株が大きく値を上げ、IHI(7013)も急騰してザラバで年初来高値を更新しました。

また、新興株式市場での商いの増加を背景に、野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)の証券株も大幅上昇となっています。さらに、ピジョン(7956)が堅調に推移し、JR九州(9142)は3日連続で高値更新となりました。

一方、KDDI(9433)、TDK(6762)、SMC(6273)など、なぜかアルファベットの会社名の銘柄が軒並み安くなりました。また、武田薬品工業(4502)やアサヒグループホールディングス(2502)といったディフェンシブ銘柄も値を下げて引けています。

新興市場では、レノバ(9519)とグレイステクノロジー(6541)が、いずれも値を飛ばして一時ストップ高となりました。また、串カツ田中(3547)も続伸となり、ドリコム(3793)も値を上げています。

投信1編集部

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