東芝またも急落、ニトリHDなど小売株上昇。日経平均は小反発

【東京株式市場】2017年3月9日

株式市場の振り返り-模様眺め感が強まる中、日経平均株価は5日ぶり小幅反発

2017年3月9日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,318円(+64円、+0.3%) 5日ぶり反発
  • TOPIX 1,554.6(+4.4、+0.3%)  反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,080.6(▲0.2、▲0.02%)  わずかに反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,216、値下がり銘柄数:625、変わらず:163
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:144、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は15億9,502万株、売買代金は1兆8,791億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国のFOMC、雇用統計発表、議会予算案などのイベントを控えて、模様眺めが一層強くなった印象です。売買代金の2兆円割れは、今週に入って既に3日目となっています。

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そのような中、NY市場で円安が進んだこと等を受けて、日経平均株価は寄り付きから高く始まり、前場早々には一時+96円高となる場面が見られました。しかし、その後は徐々に売りが優勢となり、一時は+8円高まで上げ幅を縮小します。

結局、大引けに掛けてやや戻したものの、小幅反発で終わりました。それでも5日ぶりの上昇となり、続落トレンドにいったん歯止めをかけたと言えましょう。なお、TOPIXも同じような値動きとなりました。

東証マザーズ総合指数はわずかに反落、売買代金は19日連続の1,000億円超え

東証マザーズの出来高は9,889万株、売買代金1,219億円となり、いずれも前日より増加となりました。前日は勢いにやや陰りが見られたものの、出来高も再び1億株に迫り、売買代金は19日連続の1,000億円超となる商いとなっています。新興株式市場の熱気はまだ消え去っていないと判断できます。

ただ、総合指数はわずかながら下落して引けており、物色テーマが不足している感は否めません。

ブリヂストンやスズキが高値更新となった一方で、JR九州が12日ぶりに下落

個別銘柄では、オリンパス(7733)が急騰し、東京エレクトロン(8035)も大幅高となりました。また、ブリヂストン(5108)も大きく値を上げて年初来高値を更新し、自動車株ではスズキ(7269)が急騰して連日の高値更新となっています。

その他では、日立建機(6305)が高値を付け、ニトリホールディングス(9843)やドンキホーテホールディングス(7532)など小売専門株の上昇が目立ちました。

一方、任天堂(7974)が5日ぶりの下落となり、JR九州(9142)もザラバの高値更新後は売りに押され、終値では実に12日ぶりの下落となりました。

また、ソフトバンクグループ(9984)やファナック(6954)が値を下げ、ハイテク株では東芝(6502)が▲7%超の急落となっています。

新興市場では、オンコリスバイオファーマ(4588)が値を飛ばしてストップ高で引けました。また、Aiming(3911)とビリングシステム(3623)もザラバでストップ高まで買われましたが、その後は売りに押されました。

一方、連日で急落していたグレイステクノロジー(6541)は急騰し、ユーザベース(3966)も小幅に値を上げて引けています。

投信1編集部

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