任天堂大幅高、ファナック高値更新。3連休を控え日経平均は反落

【東京株式市場】2017年3月17日

株式市場の振り返り-3連休を控えて再び模様眺めが強まり、日経平均株価は反落

2017年3月17日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,521円(▲68円、▲0.4%) 反落
  • TOPIX 1,565.8(▲6.8、▲0.4%)  反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,034.6(▲17.2、▲1.6%)  反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:742、値下がり銘柄数:1,116、変わらず:148
  • 値上がり業種数:4、値下がり業種数:29
  • 年初来高値更新銘柄数:112、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は20億1,361万株、売買代金は2兆4,595億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。FOMCなど重要イベントが一巡したものの、一部は消化不良の感もあり、積極的な売買は控えられたようです。しかし、3連休前のポジション調整などにより、相応の商いになったと見ていいでしょう。

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そのような中、日経平均株価は寄り付きから安く推移し、前場の半ばには一時▲102円安となる場面が見られました。しかし、その後は19,500~19,550円の狭いレンジでの動きとなり、もみ合いが続きます。

最後は大引けにかけてやや荒い値動きとなりますが、結局は小幅安で終わりました。1日の値幅(高値と安値の差)は約60円に止まりましたが、終値で19,500円台を維持したことは良いニュースかもしれません。

しかし、為替相場が円高に振れていることから、3連休明けは少し弱含む可能性がありそうです。なお、TOPIXも終日同じような値動きでした。

東証マザーズ総合指数は大幅反落、売買代金は1,500億円を伺う高水準に

東証マザーズの出来高は9,689万株、売買代金1,427億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。特に、売買代金は久々に1,500億円へ迫るような勢いで、今年4番目に高い水準となっています。

ただ、3連休前に個人投資家による利益確定売りの動きも出たようであり、総合指数は大幅反落となりました。3連休明けに大きな物色テーマが出るかどうか注目されましょう。

ファナックが急騰し年初来高値を更新、住友不動産など不動産株が安い

個別銘柄では、ファナック(6954)が久々の急騰となって年初来高値を更新しました。また、日立建機(6305)も高値を更新しましたが、終値では下落となっています。

その他では、内需関連銘柄の一角が値を上げており、ピジョン(7956)が高値を付け、しまむら(8227)や花王(4452)が堅調に推移しました。さらに、新型ゲーム機好調が報じられた任天堂(7974)も大幅高で引けています。

一方、トヨタ自動車(7203)など自動車株が安く、住友不動産(8830)など不動産株も大きく値を下げました。

また、関西電力(9503)など電力株、アステラス製薬(4503)など医薬品株、村田製作所(6981)など電子部品株も冴えない値動きとなっています。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が急落し、窪田製薬ホールディングス(4596)も連日で年初来安値を更新するなど、医療バイオ関連株が総崩れとなりました。また、レノバ(9519)やグレイステクノロジー(6541)など上場間もない銘柄も急落となっています。

一方、Aiming(3911)が値を飛ばし、ドリコム(3793)が高値を更新しました。また、串カツ田中(3547)も久しぶりに大きく値を上げて引けています。

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。