日経平均19,000円割れ、ファーストリテイリングが大幅安で下落牽引

【東京株式市場】2017年3月27日

株式市場の振り返り-円高で日経平均株価は大幅反落、終値で19,000円割れ

2017年3月27日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 18,985円(▲276円、▲1.4%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,524.3(▲19.5、▲1.3%)  3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,030.6(▲19.9、▲1.9%)  3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:252、値下がり銘柄数:1,671、変わらず:87
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:53、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は17億6,293万株、売買代金は2兆311億円(概算)となり、いずれも先週末から小幅減少となりました。依然として目立った買い材料も売り材料も見当たらない中、模様眺めが続いたようです。ただ、売買代金は辛うじて2兆円を維持しました。

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そのような中、日経平均株価は110円/ドル前半の円高進行を背景に寄り付きから安く推移し、前場の半ばには一時▲330円安となる場面がありました。その後は、19,000円を挟んで一進一退となりますが、終日狭い価格レンジでの動きとなります。

結局、終値でも大幅安となり、なおかつ2月9日以来となる19,000円を割り込んでの大引けとなりました。先週末に上昇した明るいムードは一気に吹き飛んでしまったようです。なお、TOPIXも同じような値動きでした。

東証マザーズ総合指数は大幅反落、売買代金は8日連続の1,000億円超を維持

東証マザーズの出来高は8,196万株、売買代金1,048億円となり、いずれも先週末から減少しました。特に、出来高は大幅減少となりましたが、売買代金は何とか1,000億円を維持しています。新規IPOに対する人気の高まりが徐々に薄れていることが主因と見られます。

なお、総合指数は大型株市場以上に大きく売られ、▲2%に迫る下落率となっています。物色テーマに乏しい現状では、今後の値動きが心配されるところです。

主力大型株が軒並み下落する中、富士通などハイテク銘柄の一角が堅調に推移

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅下落となり、日経平均株価の下落を牽引しました。また、ソフトバンクグループ(9984)や京セラ(6971)なども大きく値を下げ、マツダ(7261)や住友不動産(8830)も大幅安で引けています。

さらに、野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)など証券株が急落し、日本電産(6594)も大幅続落となりました。

一方、ダイキン工業(6367)が大きく値を上げる逆行高となり、東京エレクトロン(8035)や塩野義製薬(4507)も上昇しました。また、任天堂(7974)、パナソニック(6752)、富士通(6702)などハイテク関連の主力株も堅調に推移しています。

なお、原発子会社の破産法申請のニュースが伝わった東芝(6502)は一時▲7%超安となる急落でしたが、終値は▲2%超安まで切り返して引けました。

新興市場では、ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(3561)が▲9%超安となる急落に見舞われました。ラーメン人気に早くも転機が訪れている可能性があります。また、材料出尽くしのAiming(3911)が暴落となり、アクセルマーク(3624)も一時▲10%超安となる急落で引けています。

一方、サンバイオ(4592)や窪田製薬ホールディングス(4596)など、医療バイオ関連銘柄の一部が上昇したのが目立ちました。

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。