2024年から現行の一般NISAが新NISAがとしてスタートします。
つみたてNISAについては、口座開設期間が5年間延長されるだけなので、基本的な仕組みに変更はありません。
日本証券業協会が公表した「NISA口座開設・利用状況調査結果(2021年9月30日現在)について」によると、つみたてNISAの口座開設数は以下のように推移しています。
- 2018年末:53万口座
- 2019年末:95万口座
- 2020年末:172万口座
- 2021年末:339万口座
実に3年間で約6倍の口座開設数です。
以上のことから、つみたてNISAへの関心が年々高まっていることがわかるでしょう。
運用してから最長20年間は、運用益に対して通常かかる20.315%の税金が非課税になるといったメリットもあり、興味をもつ方も多いもの。
そうはいっても、これまで投資を経験したことがない人からすると、どういった商品を選べばよいのか悩むのではないかと思います。
非課税の枠をフル活用する場合、一般的には毎月3.3万円ものお金を投資するわけですから、できれば順調に運用できてほしいと思うのは当然です。
そこで今回は、つみたてNISAをこれからはじめようと考えている人向けに、「おすすめできない」インデックス投信を4つご紹介します。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士
大阪市立大学経済学部卒業後、教育業界を経て、メットライフ生命保険株式会社、株式会社ほけんのぜんぶ入社。生命保険販売を通じ、FPとして主に子育て世代の資産形成や老後資金準備に関するコンサルティングをおこなう。専門用語を使わず丁寧で分かりやすいアドバイスが強み。現在は個人向け資産運用のサポート業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員(証券外務員一種)、宅地建物取引士の資格を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。