“何かが起きる”後場の半ば過ぎ。日経平均は3日ぶり反発

【東京株式市場】2017年4月3日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、3日連続で後場半ばに急変

2017年4月3日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 18,983円(+73円、+0.4%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,517.0(+4.4、+0.3%)  4日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,063.2(▲7.6、▲0.7%)  反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,087、値下がり銘柄数:804、変わらず:121
  • 値上がり業種数:24、値下がり業種数:9
  • 年初来高値更新銘柄数:45、年初来安値更新銘柄数:259

東証1部の出来高は20億1,502万株、売買代金は2兆2,691億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。名実ともに新年度相場入りとなりましたが、積極的な買い意欲は乏しく、売り買いが交錯する形となったようです。

日経平均株価は、先週後半に下落が続いた反動等により寄り付きからプラスで推移しましたが、前日比+60円付近では上値が重い展開が続きました。ところが、後場の半ばから突然大幅上昇に転じ、一時+159円高まで上昇します。しかし、今度は一転、大引けに掛けて急落となりました。最後は3日ぶりの反発となりましたが、荒い値動きだったと言えます。

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これで、先週の木曜から3日連続で後場の半ば過ぎから相場の急展開が起きています。この先の激変を予感させる値動きかもしれないと見るのは考え過ぎでしょうか。なお、TOPIXも全く同じような値動きとなりましたが、4日ぶりの反発となって引けました。

東証マザーズ総合指数は反落、商いは活況で出来高は6日ぶりの1億株超に

東証マザーズの出来高は1億522万株、売買代金1,238億円となり、いずれも先週末から大幅増加となりました。特に、出来高は6日ぶりの1億株超となっており、売買代金も高水準です。新年度相場入りで個人投資家の打診買い、利益確定売りが交錯したと見られます。

なお、総合指数は反落となりました。4日以降、個人投資家の資金流入が続くかどうか注目されましょう。

セブン&アイHDなど小売株の上昇目立つ、高値更新が続いたソニーは大幅反落

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が大幅上昇となり、年度替わり日にもかかわらず年初来高値を更新しました。また、新型ゲーム機の好調が伝えられる任天堂(7974)も+3%超の急騰となり、パナソニック(6752)も上昇して引けています。

さらに、小売株で好調な銘柄が目立ち、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が大きく値を上げ、ニトリホールディングス(9843)と良品計画(7453)は高値更新となりました。

一方、KDDI(9433)が大幅下落となり、りそなホールディングス(8308)など銀行株も大きく値を下げました。

また、東証2部への指定替えが確実視される東芝(6502)が急落となり、3日連続で高値更新中だったソニー(6758)も大幅反落となっています。なお、8日続落だったJR九州(9142)は9日ぶりの反発となりました。

新興市場では、債務超過転落で上場廃止の猶予期間入りが発表されたUMNファーマ(4585)がストップ安の暴落となり、そーせいグループ(4565)など医療バイオ関連株が総崩れとなりました。

また、ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(3561)は連日の大幅下落となり、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)も急落となっています。一方、串カツ田中(3547)がしぶとく上昇して引けました。

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。