「世帯年収1000万円でも貯金できない」高所得貧乏にありがちな原因と対策3選
高所得者貧乏にならないためにできること3つ
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「世帯年収1000万円」とだけ聞くと、ゆとりある生活をイメージするかもしれませんね。
国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本人の給与所得者の平均年収は433万円。
つまり、世帯年収1000万円の場合、平均年収の2倍以上を稼いでいることになります。
それだけあれば好きなものを買い、希望する場所に住み、教育にお金をかけられるなんて想像してしまいますね。
ただ、実態はイメージとは少し違うケースもあるようです。
世帯年収が1000万円を超えている場合であっても、貯金ができない、いわゆる「高所得貧乏」という世帯も存在します。
今回はそんな「高所得貧乏」にありがちな代表例を3つお伝えします。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/1級FP技能士/宅地建物取引士
龍谷大学経済学部を卒業後、三菱UFJ信託銀行株式会社に入社。おもに富裕層顧客向けに、投資信託、生命保険を活用した資産運用の提案、資産承継に関するコンサルティング営業に従事する。豊富な金融知識を活かし同社のトップテラーとして活躍、1000世帯以上の資産運用に関する相談業務経験をもつ。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。顧客の潜在的なニーズを汲んで、最良の方法を提案することが強み。1級FP技能士、宅地建物取引士、一種外務員資格を保有。