日本のネットメディアが新聞などの既存大手メディアから学べることは何か
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「インターネット」のある暮らしが、当たり前になりました。
何かしらの情報を得ようとするとき、かつては、いわゆる「4マス」(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)に頼る機会が多かったものが、誰もが安価に、スピーディーに、また、場所を選ばずに情報にアクセスできるインターネットの登場によって、そのマーケットが大きく変貌しています。
大手広告代理店の電通が毎年発表している「日本の広告費」(2021年版)によると、インターネット広告費は前年比21.4%増の2兆7052億円となり、4マス(2兆4538億円)を初めて上回りました。
また、総務省情報通信政策研究所が発表した「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では、平日のインターネット利用時間が、全年代で初めて、テレビ視聴時間を上回ったという結果が報告されています。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。