2021年7月にLIMOで配信した人気記事から、もう一度読み直したい!「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2021年7月7日)

大学(学部)への進学率は年々上昇し、文部科学省の「令和2年度学校基本調査調査結果」では過去最高の54.4%に。子供が進学したいなら希望を叶えたいと思うのが親心ですが、そのための資金はそう簡単に準備できるものではありません。筆者も小学生の子供が2人いますが、2人分のこれからの教育費を考えると、本当に頭が痛くなります。

今は親世代と比べると、給付型の奨学金制度も充実してきています。とはいえ、たとえば文部科学省の高等教育の就学支援制度は住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯が対象ですから、幅広い層で利用できる制度ではありません。

そのため、やはり教育資金は計画的に準備していくことが必要だと思われます。では、大学にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。大学生がいる家庭の年収の平均とあわせ、文部科学省と日本学生支援機構の調査結果から見てみましょう。

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