夏の風物詩「甲子園」も今年は新型コロナウィルス感染症や猛暑の影響を大いに受けましたね。
高校生の熱い戦いを、エアコンが効いた部屋で見るのが楽しみという方も多いかと思いますが、今年は電気代高騰の影響も大きかったのではないでしょうか。
物価高は皆さんに影響を与えますが、特に影響が大きいのは年金暮らしのシニア世代。
サラリーマンや公務員が受け取る厚生年金の平均月額は14万円、決まった金額の中でやりくりしていかなければいけません。
その厚生年金の受給額は、現役世代の給与や加入期間によって決まるため、人によって大きな格差があることはご存知でしょうか。
今回は年金の受給額の格差と厚生年金に潜む罠について考えていきましょう。
【注目記事】【厚生年金と国民年金】税金や保険料が天引きされると手取りはいくらになるのか
執筆者
山口大学経済学部卒業後、老舗部品メーカーに入社。約2年の法人営業ののち、住友生命保険相互会社に転職。個人、法人顧客向けに生命保険の販売に約8年間従事。その間、抜群の行動力で優秀な成績を収め、2017年には所長職に任命。チーム運営や人材育成にも携わる。現在はIT金融ベンチャーで個人向け資産運用のサポート業務を行っている。FP2級、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)