【60歳代】貯蓄1000万円以下が半数の実態を円グラフで見る。2022年秋以降約8000品目の値上げへ
60歳代の厚生年金と国民年金の平均額もチェック
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今年の夏休みも「令和の年金広報コンテスト」が開催されています。若い世代に、夏休みの機会に年金について楽しみながら考えることを目的とし、厚生労働省が提供しているものです。
小中学生からの応募が増加しているようで、世代問わず、生きていくために必要な「お金」の知識について早くから知っておこうという動きが出ているように感じます。
「世代と世代の支え合い」という考え方を基本とした財政方式で運営されていることを知ると、受け取る年齢がたとえ将来だとしても、年金を今の自分事として身近なものとして考えられるかもしれませんね。
今回は60歳代のお金事情にスポットをあて、将来の年金についてどれくらいの受取になるのか見ていきたいと思います。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/1級FP技能士/宅地建物取引士
龍谷大学経済学部を卒業後、三菱UFJ信託銀行株式会社に入社。おもに富裕層顧客向けに、投資信託、生命保険を活用した資産運用の提案、資産承継に関するコンサルティング営業に従事する。豊富な金融知識を活かし同社のトップテラーとして活躍、1000世帯以上の資産運用に関する相談業務経験をもつ。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。顧客の潜在的なニーズを汲んで、最良の方法を提案することが強み。1級FP技能士、宅地建物取引士、一種外務員資格を保有。