ソフトバンクは純利益1兆円超えの好決算。焦点は米通信業界再編へ

ソフトバンクグループ(9984)が2017年3月期決算を発表。スプリントの収益改善をはじめ国内通信、アーム、アリババなどバランス良く利益成長しており、負債増加も一服する方向が確認され、株価には「ポジティブ」な印象。

決算ハイライト

2017年3月期実績は、売上高が対前年度比+0%増、調整後EBITDAが同+10%増、営業利益が同+13%増、親会社の所有者に帰属する当期利益が同+201%増となった。2018年3月期の会社業績予想は非開示であるが、スプリントの業績改善、国内通信の着実な利益積み上げ、新規連結のアームの利益寄与、アリババの持ち分法利益の寄与、有利子負債の抑制姿勢などが伺われ、総じてポジティブな印象。

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なお、2017年3月期の一株配当は同+3円増配の44円とされ、2018年3月期も44円が予定されている。

ここに注目!

今回の決算説明会では、スプリントが2019年に5G展開をはじめること、スプリントを絡めた業界再編に向けて孫社長が積極的に行動すること、今後は負債調達ではなくソフトバンクビジョンファンドを通じて積極投資を進めることなどの説明に多くの時間が充てられた。投信1編集部ではこれらの進捗に加え、近年なされたアジアのインターネット企業への投資成果について注目。

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