一般的な年金の受給開始年齢は65歳からです。
最近は働く60歳代も多いですが、年金を受け取りはじめる「65歳」で働き続けるか、それとも仕事を辞めるか悩まれる方は多いでしょう。
厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」によれば、65歳時点の平均余命は男性で約20年、女性は約25年です。
平均で見れば、65歳時点で残り約20年間。
もう少し働いてみるか、それともゆっくりとセカンドライフを過ごすかは、特に昨今の物価高では決断しにくいところですよね。
仕事を続けるか決める際、「いくら貯蓄があるか」は判断材料の大きな一つとなるでしょう。
実際に65歳以上でリタイアした世帯はどれくらいの貯蓄を持っているのでしょうか。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。