三菱地所、コマツが大幅安、日産自は上昇。日経平均反落で2万円回復が遠のく

【東京株式市場】2017年5月12日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、20,000円回復がやや遠のく

2017年5月12日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,883円(▲77円、▲0.4%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,580.7(▲6.1、▲0.4%)  3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,060.4(▲8.7、▲0.8%)  続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:734、値下がり銘柄数:1,140、変わらず:141
  • 値上がり業種数:12、値下がり業種数:21
  • 年初来高値更新銘柄数:164、年初来安値更新銘柄数:22

東証1部の出来高は22億4,862万株、売買代金は2兆9,645億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しました。ミニSQ算出に伴う売買の嵩上げはあったものの、売買代金は3兆円に迫る水準となっています。

そのような中、日経平均株価は円安進行の一服などもあり、取引時間を通して前日比マイナスで推移しました。SQ値算出が終わった前場の引け間際には、一時▲151円安となる場面が見られましたが、その後は徐々に切り返して引けています。それでも3日ぶりの反落となり、20,000円台回復はまたもお預けとなりました。

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なお、TOPIXも同じような値動きとなり、3日ぶりの反落でした。

東証マザーズ総合指数は模様眺めで続落、売買代金はかろうじて1,000億円を維持

東証マザーズの出来高は6,109万株、売買代金1,033億円となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は横ばいでした。売買代金はかろうじて1,000億円超を維持しましたが、全体的には前日以上に模様眺めが強かったようです。

総合指数も続落となりましたが、大崩れすることはありませんでした。引き続き、今後の有望な物色テーマの登場が待たれます。

中期計画発表後の三菱地所が急落、アステラス製薬は連日の安値更新

個別銘柄では、前日に大幅高となったソフトバンクグループ(9984)が大幅反落となり、アステラス製薬(4503)は続落となって連日で年初来安値を更新しました。

また、前日に中期経営計画を公表した三菱地所(8802)は一時▲5%超安となる急落となり、コマツ(6301)も大きく値を下げています。その他では、オムロン(6645)やOKI(6703)がいずれも急落するなど、ハイテク株の弱さが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行ったKDDI(9433)が値を上げて年初来高値を更新し、日産自動車(7201)も+3%超高となるなど堅調に推移しました。

また、ニトリホールディングス(9843)や良品計画(7453)がいずれも高値更新となるなど、小売株に上昇が目立っています。なお、任天堂(7974)や東京エレクトロン(8035)も取引時間中に年初来高値を付けましたが、終値では下落で引けました。

新興市場では、アカツキ(3932)が▲10%超安の暴落となり、Gunosy(6047)も急落となりました。また、UMNファーマ(4585)も値を下げるなど、医療バイオ関連銘柄が総じて安くなっています。

一方、ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(3561)が値を飛ばして一時+23%高になり、終値でも大幅高でした。

投信1編集部

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