国民健康保険の支払いがつらい「年収600万円」男性。軽減できる方法はあるのか
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コロナ禍を契機にリモートワークが浸透する中、新たな働き方を模索する方もいます。
会社員のみならず、フリーランスとしての働き方に興味を持つ方もいるかもしれませんね。
株式会社Hajimariが行ったアンケート「フリーランスの年収に関する調査」によると、現在のフリーランスとしての年収は800万〜1000万がボリュームゾーンだということがわかりました(2022年9月5日公表)。
フリーランスとしての業務時間で最も多かったのは「40時間前後」の49.1%で、正社員の勤務時間(残業なし)と変わりません。
つまり、時給換算で比較しても高い収入を実現する人が多いのです。
一方で、多くのフリーランスを悩ませるのが「国民健康保険料の支払い」ではないでしょうか。会社員の健康保険料とは大きく異なる扱いに、戸惑うフリーランスも少なくありません。
国民健康保険料の水準や軽減対策を見ていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)