年金「45年納付」に延長検討へ【定年後】65歳以上・無職世帯の貯蓄のリアル
国民年金の保険料の納付期間が5年間延長を検討へ
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政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付について、期間を「20歳以上 60歳未満」の40年間から、65歳までの45年間へ変更を検討すると各種メディアで報じられました。
年金の支払いは60歳までを予定している多くの方々にとって寝耳に水な話でしょう。
決定されれば、2022年度の国民年金保険料は1万6590円ですから、夫婦であれば月3万超の出費増が60~65歳の間見込まれることになります。
総務省によると現代でも60歳代前半の約7割が働いていますが、現役時代よりは収入が減る人が多いもの。
60歳代前半を含めた老後の人生設計について、特に現役世代は変更する必要がありそうです。
今回は65歳以上で無職の世帯の貯蓄を見ながら、老後設計について考えていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。