信越化学工業が逆行高! 続落の日経平均は3日ぶり2万円割れ

【東京株式市場】2017年6月6日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、終値で3日ぶりの20,000円割れ

2017年6月6日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,979円(▲190円、▲1.0%) 続落
  • TOPIX 1,596.4(▲13.5、▲0.8%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,107.8(▲14.7、▲1.3%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:292、値下がり銘柄数:1,635、変わらず:90
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
  • 年初来高値更新銘柄数:161、年初来安値更新銘柄数:17

東証1部の出来高は17億482万株、売買代金は2兆4,671億円(概算)となり、いずれも前日より微増となりました。為替相場が円高に振れたことなどから、利益確定売りが増加した一方で、海外の重要イベントを控えての様子見スタンスも強まったと見られます。引き続き値嵩株の取引が活発だったため、売買代金も2兆5,000億円近い水準を維持しました。

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日経平均株価は、寄り付き後こそ前日終値を小幅に下回る水準で推移しましたが、徐々に下げ幅を拡大していきました。それでも何とか20,000円の大台を維持していましたが、大引け少し前あたりから急速に下げ足を早め、一時▲222円安となる場面が見られます。最後はやや戻したものの、終値では3日ぶりに20,000円を割り込む結果となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まっています。

東証マザーズ総合指数は利益確定売りで反落、売買代金は1,500億円超の大商い

東証マザーズの出来高は1億4,447万株、売買代金1,574億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。利益確定売りが出た結果と推測されますが、出来高・売買代金とも4月20日以来の高水準となる大商いでした。

なお、総合指数は▲1%超安の反落となりましたが、かろうじて1,100ポイントを維持して引けています。新興市場は、再び物色テーマの登場が待たれていると言えましょう。

ソフトバンクG、ファナック、アステラス製薬など大幅安、信越化学は逆行高

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅安となり、ファナック(6954)やファーストリテイリング(9983)も大きく値を下げました。

また、アステラス製薬(4503)が急落して年初来安値を更新したほか、武田薬品工業(4502)、テルモ(4543)など医薬品株が軒並み安く引けています。

その他では、日立建機(6305)が急落し、コマツ(6301)も大幅安になるなど建機株が売られ、週休3日制を導入するニュースが流れたヤマトホールディングス(9064)も急落して引けました。

一方、信越化学工業(4063)が逆行高となり年初来高値を更新しました。また、任天堂(7974)も小幅高となり高値更新となっています。

なお、ソニー(6758)、パナソニック(6752)など主力ハイテク株は、取引時間中に高値を付けましたが、その後は値を消して安く引けました。

新興市場では、前日にストップ高となったサイバーステップ(3810)が大幅反落となり、串カツ田中(3547)も大幅安となりました。一方、グレイステクノロジー(6541)は大幅高となり、値を飛ばしたアンジェスMG(4563)とともに年初来高値を更新しています。

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。