「厚生年金、ひと月15万円では?」シニア女性が年金の振込額に目を疑ったワケ
年金世代のシングル世帯「ひと月の生活費」平均はいくら?
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年末が近づき何かと出費がかさむ時期となりました。月々の収入だけでは足りない分をボーナスや貯蓄口座からあてるという方も多いでしょう。
「毎月の生活費は、月々の収入内でやりくりしたい」とはいえ、日本人の給料はここ30年間横ばい状態です。シニア世代が受け取る年金額も減少傾向に。
一方、社会保険料や税の負担は増える傾向にあります。世代を問わず「ゆとりある暮らし」を実感できている人は、決して多数派ではないかもしれません。
今回は、年金受給世代の暮らしぶりをながめるとともに、年金から天引きされるお金についても整理します。老後の「ゆとり」に向けた資金づくりについて考えるきっかけにしていきましょう。
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執筆者
福岡女学院大学・人文学部英語学科卒。卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚い。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。