【年金エイジ】65歳以降の無職世帯「ひと月の生活費や貯蓄」みんなの平均とは
Nickolya/shutterstock.com
「リタイア後は悠々自適に暮らしたい」と考えながら日々頑張っている勤労世代の方は多いのではないでしょうか。
ひところは、老後のスタートといえば「60歳」のイメージが大きかったかもしれませんね。
いまでは「はたらくシニア世代」が増えています。2020年時点での高齢者の就業者は2004年以降、17年連続で前年に比べ増加し、906万人と過去最多に。
とはいえ、公的年金の受給がスタートする65歳をリタイア生活のスタートと捉える人も多いでしょう。今回は、「年金エイジ」ともいえる「65歳以降の無職世帯」について、その家計収支や貯蓄事情を眺めていきます。
【注目記事】還暦60歳代が向き合う「老後2000万円問題」。クリアできる人は何割いるのか
執筆者
筑紫女学園短期大学卒業後に株式会社三井住友銀行に入行。リテール営業に従事し、卓越した成績を残す。24歳で2年間銀行を休職し青年海外協力隊員としてフィリピンでボランティアをするなど異色の経歴を持つ。受賞歴多数。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。老後資金の準備や相続の相談などを得意とし自身の投資歴20年以上。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。