つみたてNISA「月3万円」をシミュレーション。年間投資上限120万円に拡大で調整へ
積立nisaインデックス投資信託の注意点とは
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政府・与党はNISA(少額投資非課税制度)について、現状2種類にわかれている一般NISAとつみたてNISAを一本化し、年間投資上限額を360万円とする方針を固めたと各種メディアで報じられました。
生涯の投資上限額を1800万円とし、このうち1200万円は「成長投資枠」として株式投資にも使えるようにする予定とのことです。
日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年6月30日現在)について」によれば、2022年6月末のNISA口座数は1109万口座(一般NISAで675万口座、つみたてNISAで434万口座)。
特につみたてNISAは30歳代で146万口座、40歳代で109万口座、20歳代で99万口座となっており、若い世代に人気です。
今回はつみたてNISA制度を確認しながら、運用のシミュレーションについても見ていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。