キヤノンや任天堂が急落! 日経平均は4日ぶり反落に

【東京株式市場】2017年6月28日

株式市場の振り返り-NY市場の下落などを受けて、日経平均株価は4日ぶり反落

2017年6月28日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,130円(▲94円、▲0.5%) 4日ぶり反落
  • TOPIX 1,614.3(▲4.6、▲0.3%) 4日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,166.5(▲31.2、▲2.6%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:503、値下がり銘柄数:1,383、変わらず:112
  • 値上がり業種数:16、値下がり業種数:17
  • 年初来高値更新銘柄数:103、年初来安値更新銘柄数:11

東証1部の出来高は19億2,007万株、売買代金は2兆4,293億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場がハイテク株を中心に下落となったことを受けて、利益確定売りが増加したものと見られます。一方で、依然として模様眺めに徹する投資家も少なくなかったようです。

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そのような中、日経平均株価は寄り付きから安く推移しましたが、前場の半ばには前日終値に接近するなど、底堅い動きが見られました。しかし、前場の終盤から再び下げ足を速め、後場の終盤には下げ幅を急速に拡大し、一時▲114円安まで売られました。大引けに掛けてやや戻しましたが、4日ぶりの反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まっています。

東証マザーズ総合指数は大幅続落、売買代金は1,400億円超となる高水準を維持

東証マザーズの出来高は8,259万株、売買代金1,406億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は1,400億円を超える水準となり、26日連続の1,000億円超となりましたが、積極的な売買はほとんど見られなかったようです。

なお、利益確定売りが増加したため、総合指数は大幅続落となり、終値で1,200ポイントが大きく遠のきました。個人投資家の資金流入が戻ってくるのか、今後の動向が注目されるでしょう。

東京エレクトロンなどハイテク株が急落する中、パナソニックは逆行高

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)、キヤノン(7751)、アドバンテスト(6857)が急落し、村田製作所(6981)や富士通(6702)も大幅安になるなど、ハイテク株が総じて安く推移しました。

また、有価証券報告書の提出延期を発表した富士フイルムホールディングス(4901)や、配当落ちの影響を受けたブリヂストン(5108)なども大きく値を下げています。

その他では、ニトリホールディングス(9843)や良品計画(7453)など小売株の一角が急落し、任天堂(7974)も久々に急落となったことが目を引きました。

一方、パナソニック(6752)が小幅上昇となり年初来高値を更新するなど、ハイテク株では孤軍奮闘が目立ちました。

また、ダイキン工業(6367)も値を上げて年初来高値を更新し、信越化学工業(4063)も上昇して引けています。さらに、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が軒並み上昇し、トヨタ自動車(7203)も続伸となりました。

新興市場では、連日値を上げていたサイバーステップ(3810)が暴落してストップ安となりました。また、そーせいグループ(4565)、Gunosy(6047)、アカツキ(3932)、ドリコム(3793)、ユーザベース(3966)などが軒並み急落して引けています。

一方、熱々で美味しい串カツ人気が見直されつつある串カツ田中(3547)が逆行高となりました。

投信1編集部

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