ひとりの老後【70歳代】貯蓄・年金・仕事の統計データ。「厚生年金・国民年金」平均いくらか
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総務省が公表する令和2年度「国勢調査」によると、日本では15歳未満の人口の割合は世界で最も低く、65歳以上の人口の割合は世界で最も高い水準となり、少子高齢化が深刻な課題となっています。
また、高齢化の加速とともに婚姻率の低下も進み、高齢者の単身世帯の割合が増加しています。
昨今の物価上昇や年金制度の改正などを考えると、老後資金の備えについて不安に感じるという方も少なくないでしょう。
高齢になると体力の衰えもあり、健康上の理由で働くことが困難になるケースや、思いがけない出費などで生活が苦しくなるということもあり得ます。
そこで今回は70歳代の貯蓄・年金・仕事に関する統計データを整理。単独世帯の貯蓄額や、年金額・就業率などを見ていきます。
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執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。